西日本政経懇話会

福岡 477回 警察不祥事「第三者委員で検証を」警部補汚職にも触れ/ジャーナリスト 江川紹子氏が講演

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 西日本政経懇話会の9月例会が3日、福岡市・天神の福岡国際ホールであり、オウム真理教事件を長年取材するジャーナリストの江川紹子氏が「私の取材ノートから」と題して講演=写真。

 同事件の警察の捜査や、福岡県警の警部補による汚職事件など最近の警察不祥事について「内部では組織の風潮や風土があり問題の本質に気付きにくい。第三者が検証し、組織として学習するべきだ」と述べ、第三者委員会の設置など改革を進めるよう求めた。

 江川氏は、警察がオウム真理教の絡む過去の事件で適切に捜査しなかったことや、昨年からの特別指名手配犯の逮捕で後手に回ったことに触れ「問題をその都度検証せず、放置されてきた」と振り返った。福岡県警の汚職事件では「過ちが繰り返された背景や土壌を調べるべきだ」と指摘。警察改革には公安委員会の役割が重要として「委員が名誉職のようになっており、刑事法の専門家を入れるなど実態を変える必要がある」と提言した。

=2012/9/4 西日本新聞=

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