西日本政経懇話会

福岡 481回 尖閣を「海洋保護区に」/東海大・山田教授

2013.1.16yamada-yoshihiko.JPG 西日本政経懇話会の1月例会が16日、福岡市・天神の福岡国際ホールであり、東海大海洋学部の山田吉彦教授(50)が「日本の国境、領土問題」と題して講演した。
 
 山田氏は、日本の領海と排他的経済水域(EEZ)を合わせた面積は約447万平方㌔で世界6位になると紹介し「メタンハイドレートの産出試験が始まるなど、豊富な海底資源の開発も進んでいる」と解説した。

 中国と領有権をめぐり対立している沖縄県・尖閣諸島については「日本の領土だ」と断言。昨年9月、東京都の尖閣諸島海域調査に同行した経験を基に「ウミガメが目撃できるほどきれいな海だったが、陸地はヤギが植物を食い荒らす被害が進んでいる」と報告した。

 今後、必要なこととして①海洋環境の保全②水産資源の保護③中国に軍事拠点をつくらせない―の3点を挙げ、「生態系の保護を目的に、船舶の接近や漁業などが規制できる海洋保護区を尖閣海域に設けることで3点を網羅できる」と訴えた。

=2013/1/17 西日本新聞=

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