西日本政経懇話会

筑豊 474回 参院選勝利へ課題は外交、TPP/共同通信社論説副委員長・川上高志氏が講演

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 西日本政経懇話会の2月例会が20日、飯塚市片島のパドドゥ・ル・コトブキであり、共同通信社論説副委員長の川上高志氏が「山積課題に臨む安倍政権―混迷政治を抜け出せるか」と題して講演した。要旨は次の通り。

 安倍晋三首相は第1次安倍政権と民主党政権を教材に60歳近くになって変身した。本心を隠した政権運営を進めているといえる。経済再生を最優先し、今夏の参院選での過半数獲得に向けて慎重に政権運営を進めている。

 参院選の目標は自民単独で55議席。31ある改選1人区で28勝3敗とする必要がある。厳しいが届かない数字ではない。

 一方で政権課題は日中、日朝関係を抱えた外交と環太平洋連携協定(TPP)。TPPは交渉参加に向かうとみられ、参院選前に結論を出さないといけない。農村の多い改選1人区を戦う上で危険な賭けとなる。

 今の時代は「失われた20年」と言われている。脱却するには安定した政権が必要。次の衆院選は2016年の衆参ダブル選挙が予想される。安倍首相はその後も首相を務めたいと思っている。2期目の終盤に最終目標の憲法改正に向けた糸口を作れればと思っている。


=2013/02/21 西日本新聞=

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