西日本政経懇話会

北九州474回 「成長戦略が経済の鍵に」/東京財団上席研究員・加藤創太氏が講演

katho-sota20130418.jpg 西日本政経懇話会の4月例会が18日、小倉北区のステーションホテル小倉であり、東京財団上席研究員の加藤創太氏が「日本の政治経済、財政問題とこれからの課題」と題して講演した。要旨は次の通り。

 安倍政権の経済政策「アベノミクス」で、日銀は金融機関から国債を購入し、市中につぎ込むお金を桁違いの規模に増やした。これが市場に衝撃を与え、(株高など)ひとまず成功を収めた。

 今後の鍵は成長戦略で、環太平洋連携協定(TPP)参加などが課題となる。人口減、高齢化などで内需が縮小し、海外、特にアジアに出て行くしかない日本にとって、TPPは参加するしかない。そうしないと、世界のマーケットから見放されるだろう。

 夏の参院選では、1人区での勝敗が鍵。参院選が終わると3年間、国政選挙がない。自民党が勝ち、衆参のねじれが解消されれば、安倍政権は長期安定政権になる可能性が高い。解消できなければ不安定化し、各党が利害に従って、結びついたり離れたりするだろう。

=2013/04/21 西日本新聞=

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