西日本政経懇話会

筑豊 476回 感謝の気持ちで「個」から「公」へ/全国商工会議所女性会連合会・吉川稲会長が講演

kikkawa-ine20130424.jpg 西日本政経懇話会の4月例会が24日、飯塚市片島のパドドゥ・ル・コトブキであり、全国商工会議所女性会連合会の吉川稲会長が「厳しい現況の乗り越え方~これからの女性経営者に求められるもの」と題して講演した。要旨は次の通り。

 「周囲に生かされている」と感謝の気持ちを持つことが有意義に生きる秘訣(ひけつ)。自分自身の経験から学んだ。

 事業で部下に裏切られ億単位の借金を背負ったことがある。銀行も融資してくれず、生きた心地はしなかった。そのとき栽培していたランも一つずつ枯れていった。20鉢全部枯らしたときに自分が知らないうちに傲慢(ごうまん)になっていたと気づいた。

 それからはうそのように仕事が入ってきた。感謝の気持ちがなければ、倒産していたと思う。人は一人では何もできない。社員と成長しようと教育に力を入れるようになった。自分の器を広げて、個から公へ思いを持っていかないといけない。

 アベノミクスで景気は良くなっているといわれるが、実感が伴うところまでいっていない。景気が立ち上がる一番の原点は女性。次の世代に何かを残さないといけない。


=2013/04/25 西日本新聞=

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