西日本政経懇話会

福岡 486回 「憲法改正は遠のいた」/ 前防衛相・森本敏氏が講演

2013.6.11morimoto-satoshi.jpg 西日本政経懇話会の6月例会が11日、福岡市・天神の福岡国際ホールであり、前防衛相の森本敏・拓殖大学特任教授が「揺れ動く東アジア情勢と日米安全保障」をテーマに講演した。

 森本氏は中国、韓国、北朝鮮の情勢を踏まえ、日米関係などを解説。7、8日の米中首脳会談について「大統領を西海岸に呼び出し、2日間も話し合ったのは、中国の方が明らかに得をした。米国は押し切られた」との見解を示した。

 日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長の慰安婦問題をめぐる一連の発言では、「感覚で語るべきではない。非常にまずかった」と批判。「米国からもう少し気をつけてくれと注文を付けられており、参院選後すぐに憲法を改正できるとは考えにくい。遠のいたのでは」と話した。

 その上で、森本氏は「戦前、日本がどういう国だったのか、もっと近現代史を学ぶべきだ」と若い世代に対して注文を付けていた。

=2013/06/12 西日本新聞=

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