西日本政経懇話会

筑豊 479回 「参院選後に日朝関係変動か」/ 辺 真一氏が講演

pyon20130717chikuho.jpg 西日本政経懇話会の7月例会が17日、飯塚市川津のグランドベルズ飯塚であり、朝鮮半島専門誌「コリア・レポート」編集長でジャーナリストの辺真一(ピョンジンイル)氏が「飯島電撃訪朝と日朝、朝鮮半島の展望」と題して講演した。要旨は次の通り。

 飯島勲内閣官房参与の訪朝で「安倍晋三首相はやるな」と思った。参院選後に日朝関係は大きく動く可能性がある。安倍首相が訪朝するときが拉致問題を解決する最後のチャンスになるだろう。米国のオバマ大統領の任期は残り3年半。9月の国連総会までに拉致や核、ミサイル問題が包括的に解決され、3年以内に決着するのではないか。

 北朝鮮は韓国とできるだけ対等な関係に近づけて統合したいと考えている。現時点の韓国との国力差は30対1ほど離れており、今のままでは吸収されると懸念している。中国を頼っても属国扱いされる。地政学的にも安保上も日本と手を組むのがリスクが少ない。

 北朝鮮にはレアアース(希土類)など650兆円相当の地下資源が埋蔵されているといわれる。日本が経済制裁をしても、現状では中国が経済支援して資源を採取するだけ。日朝関係では度量の広さを見せるべきだ。

=2013/07/18 西日本新聞=

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