西日本政経懇話会

筑豊 480回 「充実した生活が病気を防ぐ」/医学ジャーナリスト・植田美津恵氏が講演

20130920uedamitsue.jpg 西日本政経懇話会の9月例会が20日、飯塚市のパドドゥ・ル・コトブキであり、田川市出身の医学ジャーナリスト、植田美津恵さんが「中高年の健康管理~予防から治療まで」と題して講演した。講演要旨は次の通り。

 女性が一番かかりやすいのは乳がんで、私は2度かかった。乳がんは美人がなりやすい病気といわれる。女性ホルモンが多すぎると発がん性物質になり、がんになるリスクが高まるからだ。同じように前立腺がんは男性ホルモンが多い男性がなりやすいといわれる。

 私の乳がんは抗がん剤治療をして乳房は摘出。インプラントという丸い人工物を入れて乳房を再建した。日本では乳房を再建した患者は10%いるかいないか。技術を持った医師がいない。ハリウッド女優ががんリスクを避けるため遺伝子検査の段階で乳房を切除し注目されたが、再建する技術がないと広まらないのではないか。

 病気の予防のためには、生き生きとした生活をしたい。恋をする、好きな音楽を聴く。どんなことでも何とかなると思うことも大事。そして、誰かのため、何かのために生きることは人を強くする。

=2013/09/21 西日本新聞=

これまでの記事一覧