西日本政経懇話会

北九州479回 「日本にメリットも」シェール・ガスめぐり講演/和光大学教授・岩間剛一氏

20131003iwama-kkouichi.jpg 西日本政経懇話会の10月例会が3日、小倉北区のステーションホテル小倉であり、和光大学経済経営学部教授の岩間剛一氏が「シェール・ガス革命、シェール・オイル革命と日本および世界のエネルギー動向」と題して講演した。要旨は次の通り。

 シェール・ガスとは、地下の頁岩(けつがん)(シェール)に含まれる天然ガスのこと。米国では存在は知られていたが、採算に合わないと考えられてきた。しかし、ここ2、3年で、低コストで採掘できる技術が確立され、生産量が伸びている。この米国で起きた「革命」により、余った天然ガスが輸出されるようになれば、世界のエネルギー地図を塗り替える可能性がある。

 日本にとってもメリットがある。米国の増産で天然ガスの価格が下がっている。今より安い天然ガスが入ってくると、電気料金は下がるし、企業の国際競争力も強化される。ただ、輸入は早くても2017年以降になるだろう。


=2013/10/09 西日本新聞=

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