西日本政経懇話会

久留米481回  経済のための五輪にするな/島村俊治氏が講演

20131114simamura-toshiharu.jpg 西日本政経懇話会の11月例会が14日、久留米市であり、元NHKアナウンサーでスポーツジャーナリストの島村俊治氏が「2020年東京五輪への期待と課題」の演題で講演した。要旨は次の通り。


 今、マラソンはとても日本のお家芸とはいえない。一つの理由は駅伝のしすぎだ。大学生は五輪ではなく箱根駅伝で走ることを目指しており、目標が小さい。駅伝重視である限り、7年後の東京五輪でもいい結果は残せない。

 東京五輪は夏の暑さ対策は心配だが、成功は間違いないと思う。日本であった過去3回の大会は、日本人の正確さ、緻密さ、ホスピタリティーが優れていて非常に評価され、そのノウハウがあるからだ。また、五輪は経済の発展や国際的な地位向上のためではなく、選手のために開かれるものであることを、しっかり踏まえなければならない。


=2013/11/15 西日本新聞=

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