西日本政経懇話会

福岡 493回 「発想の転換、重要性語る」/前タニタ会長の谷田大輔氏が講演

tanida-daisuke20140213.jpg 西日本政経懇話会の2月例会が12日、福岡市・天神の福岡国際ホールであった。健康計測機器メーカー、タニタ(東京)の谷田大輔前会長が講演し、世界初となった自社の家庭用体脂肪計の開発を振り返り、ものづくりにおける発想の転換の重要性を語った。

 谷田氏はある医師の話を聞いて健康と体脂肪の関係性を知り、病院で計測法を見学。これをヒントに体脂肪計を開発し、従来あった体重計に付加価値を付けた。谷田氏は「(事業の)コンセプトを『体重ビジネス』から『健康ビジネス』に変えたことで、発想が生まれた」と強調した。

 同社は健康志向の社員食堂が有名だが、谷田氏は、不採算事業のリストラにより社員の配置転換先として食堂を新設したのがきっかけだと説明。毎日異なるメニューを出すように指示し、その蓄積が現在のレシピになったという。谷田氏は「社員が健康な企業は良いものを作れる」と力を込めた。

=2014/02/13 西日本新聞=

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