西日本政経懇話会

大牟田 484回  「消費税の増税は不公平な仕組み」「弱者に厳しい消費増税」/ジャーナリスト・斎藤貴男氏が講演

20140320saotoh-takao.jpg 西日本政経懇話会大牟田支部の例会が20日、大牟田市であり、フリージャーナリストの斎藤貴男氏(55)が「消費税増税のカラクリと日本の未来」と題して講演した。要旨は次の通り。

 4月から8%に増税される消費税は立場の強い者が優遇され、弱者の負担が大きくなる不公平な仕組みだ。
 
例えば大手メーカーが中小企業から部品を仕入れる際、中小が増税分を上乗せすれば取引停止などを示唆される恐れがある。増税分を転嫁できない中小側はコストを減らすため、人件費をカットするか、さらに下請けの業者を泣かせるしかない。また、輸出企業ならば外国客から消費税を取れないため、仕入れにかかった消費税分は国から還付されている。
 
国は財政危機を増税理由として挙げるが、1千兆円の国の借金は半分が公共事業だ。それにしても、なぜ弱者に不利な税を充てるのか理解できない。国や大企業に都合のいい制度だが、地方の方は仕組みを理解し、乗り切ってほしい。

=2014/03/21 西日本新聞= 

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