西日本政経懇話会

久留米487回  「大統領訪日時にミサイル発射も」/コリア・レポート編集長、辺真一氏が講演

20140409pyon-shiniti.jpg 西日本政経懇話会の4月例会が9日、久留米市であり、「コリア・レポート」編集長の辺真一氏が「急展開する日朝、日韓関係の行方」と題して講演した。要旨は次の通り。


 北朝鮮は2~3月にかけて日本を標的とするノドンを含め、ミサイルを100発近く発射した。残るは米国を標的にする中長距離ミサイルの訓練だ。米国に対する威嚇という意味では、オバマ大統領が日本、韓国を訪問する4月下旬が、最もあり得るのではないか。

 発射を強行した場合、国連安保理は何らかの対抗措置を取らざるを得ず、北朝鮮が反発して核実験、という流れになるが、何の核実験をするかが分からない。

 一方、北朝鮮は日本に寄り添ってきている。相当、意思疎通ができているようだ。ただ、圧力と制裁で北朝鮮を封じ込めようとしている米国や、韓国は、日本に好き勝手にはさせないのではないか。日本にとっては非常に難しい選択だ。

 韓国との関係では、従軍慰安婦問題で何とか落としどころを見いだして、日本の歴史認識に対する韓国の批判を打ち止めさせる必要がある。(日本の)リーダーは相手が嫌がることを言うべきでも、するべきでもない。安倍晋三首相が靖国参拝を自重することが、日韓の関係改善の第一歩ではないか。

=2014/04/10 西日本新聞=

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