西日本政経懇話会

福岡 498回 「国の将来像示して」/政治アナリスト・伊藤惇夫氏が講演

20140603itou-atsuo.jpg 西日本政経懇話会の6月例会が3日、福岡市・天神の福岡国際ホールであり、政治アナリストの伊藤惇夫氏が「安倍政権の課題と日本政治の行方」をテーマに講演した。


 伊藤氏は、安倍政権の高い支持率について「アベノミクスで景気や経済がよくなるとの期待が続いている。ただ、多くの人がいつまでも景気回復を実感できず、裏切られたと思うと、状況は変わる」と述べた。

 安倍政権が目指す憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使容認に対し「文言を考える役人の考え方次第で解釈をどんどん拡大できるので非常に心配だ」と批判した。

 日本維新の会などが進める野党再編にも言及し「理念がない数合わせならば失敗する」と指摘。「自民1強」が続くと予想しながら「安倍首相には日々の課題を解決するだけでなく、30~50年先を見据えた国のビジョンを示してほしい」と訴えた。

=2014/06/04 西日本新聞=

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