西日本政経懇話会

北九州 422回 「絶対あきらめない」谷澤忠彦弁護士

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 西日本政経懇話会の七月例会が九日、小倉北区大手町の九州厚生年金会館であり、弁護士の谷澤忠彦さんが「泣き寝入りはさせない-弱者支え四十年」と題して講演した。谷澤さんは大阪府出身。千日デパート火災訴訟や豊田商事事件などを担当した。要旨は以下の通り。

 大阪市で起きた千日デパートビル火災の訴訟で、立ち退きを迫られたテナント側の代理人を務めた。相手方は「ビルの修繕は不可能」との鑑定書を提出。専門家は「全部正しい」と口をそろえたが、それならば「自分で勉強しよう」と奮起。大学教授の知恵を借り、実験や計算を重ねた結果、ついに鑑定書の間違いを見つけ、和解に持ち込んだ。この時骨の髄までしみ通ったのが、絶対あきらめないということだ。

=2008/07/10 西日本新聞=

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