西日本支店長会

「失敗国家」喜多悦子さんが語る/教育で民意を/2011年8月23日

kita.jpg 福岡都市圏に支店を置く企業や団体などでつくる西日本支店長会(230社)の8月例会が23日、福岡市・天神の福岡国際ホールであり、日本赤十字九州国際看護大学の喜多悦子学長が「私の見た失敗国家」をテーマに講演した。

 世界保健機関(WHO)の緊急人道援助部に在籍経験のある喜多学長は、これまで70カ国以上で医療支援活動を行ってきた。

 喜多学長は「内戦や政治的不安定が原因で国民に基本的な行政サービスが行き届いていない国」を「失敗国家」と説明。

 アフガニスタンを訪れた際に撮影した子どもの写真を紹介し「飢えに苦しむ状況が変わらないことも失敗の一つだ」と指摘した。

 喜多学長は「充実した教育こそが民意をつくり、失敗国家から脱却するヒントとなる」とも語り教育の重要性を訴えた。

=2011年8月23日付 西日本新聞=

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