パートナーズクラブ

会員70人が集う・パートナーズクラブ設立5周年の会

DSCN0064.JPG パートナーズクラブ設立5周年を記念した第5回例会は3月24日に西鉄グランドホテルであり会員約70人が参加、江口一樹帝国データバンク福岡支店情報部長が「危ない会社の見分け方」と題して講演、そのあとの懇親会では川崎隆生社長はじめ西日本新聞社関係者も加わり、和やかな雰囲気の中で親睦の輪が広がった。
 東日本大震災の企業経営への影響について江口部長は「わからない」としたうえで、95年の阪神淡路大震災に倒産した企業数の前年比は全国では8%増えたものの兵庫県は26.7%減少、翌年比は全国で3.6%減ったのに対し同県では13.2%増加した事例を用い、「資金繰り支援などで一時はしのいでも、結局は震災が遠因となって倒産が後で増える」と解説した。
 企業を成長させる要素としては、流れを読む視点の重要性を強調。日本には長年積み重ねた技術力があり、これにデジタル技術を合わせるのが日本の強みだと話した。
 倒産しそうな企業の経営者には情報がない、リーダーシップがないなど、5の「ない」と数字に弱い、決断力が弱いなど、5の「弱い」の10の特徴を列挙。リーダーシップを養うには聞き上手になる、数字に強くなるには取引先の数など基本的な数を頭に入れておくこと、などの対応策も説明。加えて11番目の特徴として謙虚さの欠落を挙げ、「100年以上続く企業のうち70%が事業内容を変えている。時代環境に応じて変化し続けるものが生き残る」と述べ、そのためには「現場を回り、歴史に学ぶことが必要だ」と結んだ。
 新聞記者時代の豊富な取材経験と現職の最新データに基づく貴重な話に、参加者は熱心に耳を傾けた。

 写真=パートナーズクラブ設立5周年記念の会で講演する江口一樹帝国データバンク福岡支店情報部長

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