【福岡】「動物カフェ」福岡の都心に続々 カワウソ、ハリネズミ、フクロウ 触れ合い癒やしに

女性店員の肩の上でいたずらするカワウソ。「お客さんにはしませんよ」という=福岡市中央区大名の「コツメイト福岡大名店」
女性店員の肩の上でいたずらするカワウソ。「お客さんにはしませんよ」という=福岡市中央区大名の「コツメイト福岡大名店」
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手のひらの上で丸くなったハリネズミ。どことなく、ほほ笑んでいるようにも見える=福岡市博多区博多駅東の「スモア」
手のひらの上で丸くなったハリネズミ。どことなく、ほほ笑んでいるようにも見える=福岡市博多区博多駅東の「スモア」
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 カワウソ、ハリネズミ、フクロウ-。この春以降、おしゃれな店内で小動物と触れ合える「動物カフェ」が福岡市中心部に相次いでオープンした。普段なじみの薄い動物を気軽になでたり、手のひらに乗せたりできる癒やしスポットとして会員制交流サイト(SNS)を中心に話題を呼んでいる。

 体長40~80センチほどの6匹のコツメカワウソと握手などでスキンシップを図れる「コツメイト福岡大名店」(中央区大名)は9月5日にオープン。人懐こくすり寄ってきたり、鳴き声で喜怒哀楽を表現したりするしぐさが受けて、すでにリピーターも増えている。

 JR博多駅近くに7月末オープンの「スモア」では24匹のヨツユビハリネズミがお出迎え。独特のとげのフォルムに加え、つぶらな瞳で見つめてきたり、手のひらの上でお昼寝したりする姿を写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿する人も多い。岩田悠衣店長(28)は「好奇心旺盛だったり、臆病だったりとキャラクターもそれぞれ異なります。絵本のようなメルヘンな世界を味わっていただければ」と話した。

 5月に開店した「ふくろうのいるカフェ天神」(同区今泉)にはチャコモリフクロウやコキンメフクロウなど17種18羽のフクロウがいる。体重120グラムから1・5キロほどと大小さまざまで、いずれも大きな瞳が特長。宮崎市から同店を目当てに訪れた設計士、有田健二さん(48)は「飼うのが難しい動物に触れることで非日常を感じられます」と満足そうな表情だ。

 3店とも30分や1時間の時間制で、大人1300円~1800円など。動物を客のテーブルに連れて行って眺めることもでき、客層も幅広い。動物カフェの相次ぐオープンに関し、九州産業大地域共創学部の山下永子准教授(地域マーケティング)は「福岡都心部では動物に触れる機会が少ない。再開発などに伴いハード面の整備が急速に進む半面、自然のぬくもりに癒やされたいというニーズに合っているのではないか」と分析した。

=2018/10/17付 西日本新聞夕刊=

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