『日常と非日常からみるこころと脳の科学』  宮崎真、阿部匡樹、山田祐樹ほか 編著  (コロナ社・2808円)

『日常と非日常からみるこころと脳の科学』  宮崎真、阿部匡樹、山田祐樹ほか 編著  (コロナ社・2808円)
『日常と非日常からみるこころと脳の科学』  宮崎真、阿部匡樹、山田祐樹ほか 編著  (コロナ社・2808円)
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 交通事故の瞬間、相手の車の動きがスローモーションで見えた-。事故の体験者はしばしばこう語る。これは「心理的時間の伸縮現象」と呼ばれる心理現象で、オカルトではない。林や壁のしみなどの写真に人の顔が写っている-。これも心霊写真と騒ぐ話ではなく、「パレイドリア」という心理現象だそうだ。本書は、こうした身近な事象を題材に、心理学や神経科学の面白さ、最新の知見を紹介した本。それぞれの説を裏付ける実験に触れており、心や脳についてこれから学ぼうとする人にも役立つ一冊になっている。編著者の一人、山田は九州大准教授。

=2018/02/11付 西日本新聞朝刊=

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