『江戸のCFO』  大矢野栄次 著  (日本実業出版社・1512円)

『江戸のCFO』  大矢野栄次 著  (日本実業出版社・1512円)
『江戸のCFO』  大矢野栄次 著  (日本実業出版社・1512円)
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 江戸時代、多くの藩が財政難にあえいでいた。たとえば薩摩藩は1835年、藩の年間収入の数十倍に当たる500万両(約2千億円)の借金を抱えていたという。参勤交代、幕府の普請命令、多すぎる家臣、風水害などが各藩の財政を悪化させた。本書は、藩政改革の手本とされた松代藩の恩田木工、倒幕を資金面から支えた長州藩の村田清風ら、現代のCFO(最高財務責任者)にあたる財政家5人を紹介している。国や自治体の財政再建にも役立ちそう。著者は久留米大教授。

=2018/03/11付 西日本新聞朝刊=

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