『筑豊』  安蘇龍生 著  (弦書房・4860円)

 炭坑絵師・山本作兵衛の記録画などの「世界の記憶」(世界記憶遺産)国内初登録に尽力し、昨年12月に77歳で死去した元田川市石炭・歴史博物館館長の文集。登録の経緯のほか、石炭史、人権運動関係の文章を収録している。筑豊にはなかったとされてきた炭鉱労働者の互助組織「友子(ゆうし)」について、著者がその存在を立証した論文も収める。

=2018/06/09付 西日本新聞朝刊=

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