『長崎の伊勢信仰 御師をめぐる伊勢と西肥前とのネットワーク』  久田松和則 著  (長崎文献社・4104円)

『長崎の伊勢信仰御師をめぐる伊勢と西肥前とのネットワーク』  久田松和則 著  (長崎文献社・4104円)
『長崎の伊勢信仰御師をめぐる伊勢と西肥前とのネットワーク』  久田松和則 著  (長崎文献社・4104円)
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 今なお全国の人々が参拝に訪れる三重の伊勢神宮。その信仰が、16世紀の長崎各地にどのように伝わったのか。神宮などに残る古文書を丹念に読み、伝道師の役割を果たした神宮の神主集団「御師」(おし)の存在に注目しながら論考した。著者は長崎県大村市の富松神社で宮司を務める傍ら、中世の宗教史、特に伊勢信仰を研究している。米作りが始まる前に参詣する傾向や、大金を持ち歩かないために為替制度が整備されたことなどを紹介し、宗教史料から庶民の歴史を読み解いた。

=2019/01/12付 西日本新聞朝刊=

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