牛津宿舞台の映画上映 小城で4月16日 玉屋創始者と天才石工描く

住民約50人がエキストラで参加した撮影風景=昨年9月11日、佐賀県小城市牛津町の永福寺
住民約50人がエキストラで参加した撮影風景=昨年9月11日、佐賀県小城市牛津町の永福寺
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 江戸時代に長崎街道の宿場町として栄えた牛津宿(佐賀県小城市)を舞台とする地域映画「ふたつの巨星 善蔵と与四右衛門」の完成披露上映会が4月16日午後2時から、同市牛津町の牛津公民館で開かれる。鑑賞無料。

 映画は牛津が生んだ2人の人物、百貨店グループ「玉屋」の創始者田中丸善蔵と、元禄年間を中心に活躍した天才石工平川与四右衛門が主人公。時空を超えて共に牛津の現在と過去を行き来し、それぞれ己の道を見つける物語だ。

 主な配役は地元の中高校生を中心に募集し、オーディションで決定。昨年5月に撮影を始め、牛津を中心に同県唐津市の小川島、佐賀市の佐賀玉屋周辺でもロケした。当初、ぎこちなかった出演者の演技も次第に板につき14歳善蔵役の渡部凪(なぎ)さん(13)は別れのシーンで自然と涙を流すまでに成長した。メガホンを取った元サガテレビディレクター田中正照さん(63)は「牛津人の郷土愛が詰まっている。面白いものに仕上がった」と話す。

 上映時間は75分。出演者の舞台あいさつもある。住民でつくる映画製作実行委員会は協賛金(個人1口2千円)を受け付けており、返礼に映画のDVDを進呈する。


=2017/03/25付 西日本新聞朝刊=

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