黒焼きカレー発売 門司などで撮影「絶狼」にちなみ 小倉北区の弁当業「丸ふじ」

丸ふじが開発した「黒焼きカレー」と後藤祐平社長
丸ふじが開発した「黒焼きカレー」と後藤祐平社長
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 ●レトルト開発 「映画の街」PR

 放送中の特撮ドラマ「絶狼〈ZERO〉-DRAGON BLOOD-」にちなんだレトルト食品「黒焼きカレー」を、小倉北区の弁当製造業「丸ふじ」(後藤祐平社長)が開発し、販売に乗り出した。北九州市内の25カ所で撮影された同作は根強いファンがいるとされ、全国からの注文に対応できるようにしている。

 「絶狼」は、映画やテレビで人気の一連のシリーズ最新作で、今年1月に放送を開始。魔物から人間を守る騎士たちの活躍を描く物語で、深夜帯の大人向け特撮作品として人気を集めている。北九州フィルム・コミッション(FC)が誘致した市内ロケは昨年3~5月に門司港レトロ地区(門司区)などで約20日間あり、エキストラ約300人も参加した。

 黒焼きカレーは、俳優の藤田玲さん演じる主人公が剣を構える姿をパッケージにあしらった。味の基本はロケの中心となった門司港ゆかりの焼きカレーだが、同社は小倉の郷土料理にちなんで開発した「ぬか炊きソース」を加えて中辛の味に仕上げた。

 同社はこれまでも、市内でロケがあった「プルコギ」や「おっぱいバレー」にちなんだ弁当を販売し、北九州を「映画の街」としてPRしてきた。今回は北九州FCから「絶狼をイメージした食品を」と依頼された後藤社長(48)が「全国にファンがいるので遠方にも送れるように」と、保存に適したレトルト食品を作った。

 後藤社長によると、2月末の発売以降、インターネットで知ったとみられるファンから10件以上の注文があった。商品発送時には、ロケ地マップを同封し、観光客の誘致に一役買っている。後藤社長は「市内ロケが増え、市民には『映画の街』が浸透し始めた。今後はもっと外へ打ち出す方法を考えたい」と話す。丸ふじの各店舗など市内15カ所で販売している。1箱800円(税抜き)。


=2017/03/26付 西日本新聞朝刊=

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