「ふたつの巨星」の完成上映会に600人 小城・牛津町の地域映画

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 近世「西の浪速」とうたわれるほどに栄えた小城市牛津町を舞台にした地域映画「ふたつの巨星 善蔵と与四右衛門」の完成上映会が16日、牛津公民館であった=写真。

 映画は牛津が生んだ2人の人物、百貨店グループ「玉屋」創始者の初代田中丸善蔵と石工の平川与四右衛門の交流を通して「商都」牛津の歩みを紹介。過疎化が進む郷土を元気づけたいと、元サガテレビディレクター田中正照さん(63)が発案し、メガホンを取った。昨年5月から半年間かけて撮影。主要配役は地元の中学・高校生が務めた。

 この日は約600人が鑑賞し、住民たちの熱演に泣いて笑い、郷土の発展に尽くした先人の労苦に思いをはせた。ヒロイン「イソ」を演じた牛津高2年成富瑚白(こはく)さん(16)は「歴史と文化に富んだ牛津の魅力が詰まった映画です」。田中さんは「映画の中に皆さんの気持ちがいっぱい入っているはず。やるときはやるという牛津ん者(もん)の底力で映画ができた」と話した。

 住民でつくる小城市映画製作実行委員会は要望があれば地区の公民館や学校で上映会を開く。


=2017/04/17付 西日本新聞朝刊=

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