牛津町舞台の地域映画 「ふたつの巨星」上映依頼相次ぐ DVDも1300枚作製

完成上映会であいさつする出演者と監督の田中正照さん(右端)=16日、牛津公民館
完成上映会であいさつする出演者と監督の田中正照さん(右端)=16日、牛津公民館
写真を見る
「ふたつの巨星」の収録DVD
「ふたつの巨星」の収録DVD
写真を見る

 江戸時代に長崎街道の宿場町だった小城市牛津町を舞台に完成した地域映画「ふたつの巨星 善蔵と与四右衛門」の上映依頼が、住民らでつくる映画製作実行委員会に相次いでいる。16日に牛津公民館で催した完成披露の初上映会には約600人が詰め掛け「牛津の魅力が詰まっている」「郷土への熱い思いに感動した」と好評だった。実行委は、県内からの要望は無料で上映に応じる。

 実行委によると、地元を中心に自治会や各種団体から21日現在で7件の上映依頼が寄せられているという。映画で牛津の魅力を伝えたい実行委は収録したDVDも1300枚作製し、協賛金1口2千円で進呈している。

 「ふたつの巨星」は、百貨店グループ「玉屋」創始者の初代田中丸善蔵と江戸・元禄年間に活躍した砥川(とがわ)石工の平川与四右衛門の牛津人2人が時空を超えて出会うSF仕立ての物語。地元の中学・高校生が主要配役を務める再現ドラマ部分に加え、伝統行事「砥川くんち」などの記録映像とで構成している。上映時間は75分間。

 監督を務めた元サガテレビディレクター田中正照さん(63)は「衰退する古里牛津を何とかしたいと思い映画を作った。地域おこしに役立てたい」と語る。


=2017/04/22付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]