たがわFC 初の映画誘致 日中合作「介錯人」 北九州FCと連携

映画の製作発表で関係者と記念撮影する田川市の二場公人市長(後列左から2人目)ら
映画の製作発表で関係者と記念撮影する田川市の二場公人市長(後列左から2人目)ら
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 映画やCMなどのロケ地誘致を進める田川市の「たがわフィルムコミッション(FC)」が、4月に設立後初めて田川地区での映画撮影にこぎ着けた。ロケ地誘致に実績のある「北九州フィルム・コミッション(FC)」の支援で実現したスピード誘致。北九州市で12日、ネット映画「介錯(かいしゃく)人」の製作発表があり、北九州、田川両市長や製作関係者がヒットに向けて気勢を上げた。

 たがわFCは設立後、北九州FCのノウハウを学ぶため職員1人を同FCに派遣している。今回の誘致は、同映画の製作関係者から北九州FCに撮影支援の打診があった際、田川地域のロケ候補地を紹介。ロケーションが作品のイメージと合致したため実現したという。

 「介錯人」(約2時間)は、中国の新媒体映画テレビ製作会社「万合天宜」(北京市)と九州映画(福岡市)の合作。暴力団の組長やバーのオーナー、刑事などが日本の架空の街を舞台に繰り広げるアクションコメディー。製作費は約1億円。

 12日、北九州市戸畑区一枝の国指定重要文化財「旧松本家住宅(西日本工業倶楽部)」であった発表会で、北九州市の北橋健治市長は「中国の方にも愛される俳優高倉健さんの故郷・北九州市で初の中国映画が撮影されることは大変意義深い。田川市と北九州市が密に連携して誘致が実現できたと思う」。田川市の二場公人市長は「たがわFCの設立では、北九州FCの絶大な力をお借りしたことに感謝している。両市で初めて連携、支援する映画が大ヒットして、多くの中国の方が両市に訪れてもらいたい」と述べた。

 ロケは12、13日に北九州市の3カ所、14~21日に田川市と川崎町の計6カ所で行われる。映画の公開は8~9月の予定。


=2017/06/13付 西日本新聞朝刊=

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