長崎舞台 映画製作へ 佐世保出身の横尾初喜監督 平戸など3市で撮影 秋にはエキストラ募る

長崎を舞台にした映画の製作を企画している横尾初喜さん
長崎を舞台にした映画の製作を企画している横尾初喜さん
写真を見る

 佐世保市出身の映画監督横尾初喜さん(38)が、長崎を舞台にした映画製作を企画している。タイトルは「琥珀(こはく)」。家族をテーマにした物語という。横尾さんは12月から来年2月まで、長崎と平戸、壱岐の3市で撮影を予定している。「細い路地や坂道、島の風景。長崎に似合った構図を見つけて撮影し、映画を通して長崎の良さまで伝えたい」と意気込んでいる。

 小学校まで佐世保市で過ごした横尾さん。これまでドラマやミュージックビデオを製作し、11月には初めての長編映画「ゆらり」の公開を予定している。

 長崎を舞台にした映画を撮影したいと思ったのは、東京を拠点に仕事をしていた20代後半の時。高校時代の仲間に会ったり、長崎の方言を聞いたりした時に「すごくうれしさが込み上げた。自分の中にある郷土愛に気がついた」という。

 長崎の雰囲気をより感じさせるため、市民が参加できる映画を考えており、秋には長崎市内でエキストラのオーディションを実施する予定。横尾さんは「長崎の人は優しく、町には温かく落ち着いた色があふれている。映画を通じて生まれ育った故郷への恩返しもできれば」と話した。


=2017/07/20付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]