高畑勲監督を追悼 「柳川堀割物語」上映会 20日 柳川市で

 4月5日に82歳で亡くなったアニメーション映画監督、高畑勲さんを追悼するドキュメンタリー映画「柳川堀割物語」(1987年公開)の上映会が20日、福岡県柳川市上宮永町の柳川総合保健福祉センター「水の郷ホール」で開かれる。柳川の掘割再生の全容を紹介した2時間半を超す長編で、全国の環境保全活動にも影響を与えた。

 市は昭和40年代、汚染が進んだ掘割の埋め立てを計画。作品は、担当係長だった広松伝(つたえ)さん(1937~2002)が市長に直談判して計画を撤回させ、市民との協働で昔の美しい掘割を取り戻す姿を描いた。

 高畑さんは柳川で長期ロケを敢行、掘割の成り立ちや人々の生活に密着した。製作は宮崎駿さんで、2人がタッグを組んだ唯一の実写映画となっている。

 上映は午後1時半と午後5時半の2回。午後4時20分から対談があり、上映会を主催する市民団体「水の会」の立花民雄会長(71)や、広松さんと同じ環境水路課浄化係に勤務していた柳川市職員の堤富大さん(54)、下関市立大の坂本紘二名誉教授(環境学)らが撮影秘話や掘割再生の背景などを語る。入場無料。

=2018/05/17付 西日本新聞朝刊=

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