映画「生きる街」舞台あいさつ 五島出身 榊監督ら裏話

 五島市出身の映画監督、榊英雄さん(47)の長編映画作品「生きる街」の舞台あいさつが3日、佐世保市島地町の映画館「シネマボックス太陽」で行われた。上映後、榊監督と主演の夏木マリさん(66)らが登壇し、撮影の裏話などで観客を楽しませた。

 映画は東日本大震災の被災地、宮城県石巻市が舞台。津波で行方不明の夫を待つ夏木さん演じる妻と、傷が癒えない子どもたちが、それぞれの日常と向き合いながら乗り越えていく姿を描く。

 舞台あいさつで榊監督は「震災のことなので(プロデューサーから打診された)監督を引き受けるのは勇気がいった。目の前の人や出来事をどう思うか、普遍的な家族の話を描きたかった」と説明。夏木さんは「いつも人間離れした役が多いので、普通の人を演じるのは久しぶり」と笑いを誘いつつ、「傷ついた人に語り掛ける映画。一人でも多くの人に見てもらいたい」と締めくくった。

 映画は3月から全国で順次公開されており、シネマボックス太陽でも上映中。

=2018/06/04付 西日本新聞朝刊=

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