邦画、洋画名作からピンクまで 60年代後半映画ちらし180枚 愛好家が保存、諫早市で展示

1960年代後半の映画館のちらし。単色刷りが多い
1960年代後半の映画館のちらし。単色刷りが多い
写真を見る

 1960年代後半に諫早市内の映画館で上映された映画の宣伝ちらし約180枚を展示する「諫早の昭和 映画ちらし展」が市美術・歴史館で開かれている。邦画や洋画の名作からピンク映画まで幅広いジャンルをそろえており、かつて娯楽の主役だったスクリーンの熱気が伝わってくる。28日まで、入場無料。

 諫早市内には現在、映画館はないが、50~60年代には「東映」「大丸」「諫早名画劇場」「銀線」などがあった。ちらしは各館が新聞の折り込み広告用に印刷したもので、市内の映画愛好家が66~69年分を保存していた。

 会場で目を引くのは三船敏郎、森繁久弥など往年の銀幕スターの主演作。着流し姿の高倉健さんの近くには、B級の怪獣やオカルトの映画、ストリップ上演と合わせて上映されたピンク映画の宣伝も並ぶ。

 当時、一部の映画館には畳敷きの席もあり、上映前と上映後には観客から拍手が起こったという。訪れた年配の男性は「懐かしい。当時は高校生で、マカロニウエスタンが好きだったですね」と「真昼の用心棒」のちらしを熱心に見ていた。

=2018/06/20付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]