「沖縄変えた」栽監督を紹介 夏の甲子園初準V 22日から福岡、糸島で上映

プロデューサーの高山創一さん
プロデューサーの高山創一さん
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 沖縄県勢として夏の甲子園で初めて準優勝を果たした沖縄水産高(沖縄県糸満市)野球部の栽弘義監督(1941~2007)を描いた映画「沖縄を変えた男」(岸本司監督)が22~24日、福岡市と糸島市で上映される。プロデューサーの高山創一さん(43)は「沖縄が一つになったあの熱狂を知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 同校は90、91年と夏の甲子園で2年連続準優勝した。映画では野球で勝ち続けることを命題にした栽監督の厳しい指導も取り上げた。当時は野球に限らず「本土には勝てない」という諦めが沖縄を覆っており、同校の活躍を通じ県民の自信につながったという。

 試合中は「大通りから人が消えた」と言われるほどテレビで応援する県民が多く、高山さんも通学先の高校で観戦した。「ほかのスポーツも本土と対等にやれると考え、力をつける契機になった。もっと評価されるべき人物」と話す。

 沖縄慰霊の日の6月23日には出演者の山城智二さん、福岡沖縄県人会長の西表宏・香蘭女子短大教授の舞台あいさつもある。

 上映は22日午後3時、7時に福岡市立中央市民センター▽23日午後2時に伊都文化会館、7時に福岡アジア美術館▽24日午後2時、6時半に福岡市立早良市民センター。前売りで大人1500円、中学生以下700円(当日は各200円増)。沖縄では2016年10月から17年5月にロングラン上映された。

=2018/06/21付 西日本新聞朝刊=

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