ベトナム戦争最前線で撮影 沢田教一の軌跡追う 7月、直方で上映 地元有志が企画

ドキュメンタリー映画「サワダ SAWADA」のチラシ
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 報道カメラマン、沢田教一の軌跡を描いたドキュメンタリー映画「サワダ SAWADA 青森からベトナムへ ピュリツァー賞カメラマン沢田教一の生と死」が7月15日、直方市殿町のアートイベントスペース「名もなき、ぎゃらりぃ」で上映される。「映画を通じて文化的な交流を図ろう」と地元有志で結成した「殿町シネマ実行委員会」が企画した。

 沢田は1936年、青森市生まれ。ベトナム戦争に報道カメラマンとして加わり、ベトナム人母子を撮影した「安全への逃避」を含む一連の報道は米国のジャーナリズムで最も権威があるとされるピュリツァー賞を受賞した。70年、カンボジアで取材中に銃撃され、34歳で死去した。

 映画は、五十嵐匠監督で96年に製作。沢田の肉親や友人、世界的なジャーナリストなどの証言を基に、報道カメラマンの生きざまを浮き彫りにしている。実行委員会の川井田博幸さん(64)は「語られなくなったベトナム戦争をもう一度振り返ってほしい」と話す。

 上映会は、午前10時と午後2時からの2回。ゲストトークもある。前売り券千円(当日1500円)、高校生以下無料。

=2018/06/23付 西日本新聞朝刊=

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