ジブリ映画の“設計図”一堂に 宮崎県立美術館 トトロなど33作品1500点 国内最後の開催

「千と千尋の神隠し」のレイアウトが壁一面に展示されている「スタジオジブリ・レイアウト展」
「千と千尋の神隠し」のレイアウトが壁一面に展示されている「スタジオジブリ・レイアウト展」
写真を見る

 アニメ映画の画面構成を決めるレイアウトを紹介する「高畑・宮崎アニメの秘密がわかる。スタジオジブリ・レイアウト展」(西日本新聞社など後援)が、宮崎市の宮崎県立美術館で開かれている。「魔女の宅急便」「となりのトトロ」「火垂(ほた)るの墓」「紅の豚」といったジブリ作品など33作品のレイアウト約1500点が並ぶ。2008年から国内や韓国、香港、パリで開かれてきた同展は今回が22会場目で、国内開催は宮崎会場が最後。9月17日まで。

 レイアウトは、鉛筆で描かれた画面構成の設計図のことで、登場人物の動きや背景、カメラの撮り方の指示などを1枚の紙に記してシーンごとに作る。

 同展では4月に82歳で亡くなった高畑勲監督と、宮崎駿監督(77)が手がけた「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」までのジブリ作品のレイアウトを公開。「千と千尋の神隠し」はレイアウトを壁一面に拡大して展示。両監督がジブリ設立以前に手掛けた「アルプスの少女ハイジ」「ルパン三世」「じゃりン子チエ」「赤毛のアン」も並ぶ。同美術館の担当者は「国内で鑑賞できる最後のチャンスなので、ジブリファンはぜひ足を運んでほしい」と話している。

 観覧料は一般1300円、小中高生700円、未就学児無料。開館時間は午前10時~午後6時(入室は午後5時半まで)。祝日を除く毎週月曜日は休館。7月の毎週木曜の午後2~3時に学芸員による作品解説がある。問い合わせは同館=0985(20)3792。

=2018/07/19付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]