地元で「オール芦屋」映画 先行試写会に800人 好評 向井監督が町観光大使に

 芦屋町を舞台に多彩な人間模様を描く映画「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」の先行試写会が23日、芦屋町のボートレース芦屋であり、地元住民ら約800人の観客が「オール芦屋」の作品に見入った。向井宗敏監督と主題歌を歌う「ハジ→」さんが同町初のふるさと観光大使に就任することも発表され、会場は沸いた。今秋全国公開の予定。

 映画は4編で構成するオムニバス作品。昨年10月から今年1月にかけて、夏井ケ浜はまゆう展望台(同町山鹿)や町西部の正門通り商店街などで撮影した。

 この日の舞台あいさつには、主演俳優の市原隼人さんと向井監督らが登場。市原さんは「町の方の協力なくしてできなかった映画。感謝したい」と強調した。

 また、波多野茂丸町長が観光大使となる2人に委嘱状と町名産品を贈呈。向井監督が「どっぷりと町民の方と触れあった第二の故郷の大使になれ、感無量です」と話し、「ハジ→」さんは「もっと芦屋を知って全国に魅力をPRしたい」と力を込めた。

 映画製作にあたっては、町民有志らでつくる「町映画制作実行委員会」(吉崎強志委員長)が全面支援。映画誘致に尽力し、製作にも携わった町地域おこし協力隊の長島毅さん(47)は「遠賀川や海辺の街の空など芦屋の魅力が詰まった作品。町の宝になってくれれば」と話した。

=2019/03/24付 西日本新聞朝刊=

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