年末はわれわれと心の大掃除を 九州で初の結成記念ライブ ザ・イエロー・モンキー

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吉井和哉さん
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菊地英昭さん
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廣瀬洋一さん
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菊地英二さん
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 昨年、15年ぶりに再結集したロックバンド「ザ・イエロー・モンキー」。28年前にバンドを結成した記念日である28日、福岡市中央区のヤフオクドームでライブ「THE YELLOW MONKEY SUPER メカラ ウロコ・28」を開催します。過去4回は日本武道館(東京)で開かれてきた記念ライブが初めて九州で開かれます。ボーカル吉井和哉さん(51)、ギター菊地英昭さん(52)、ベース廣瀬洋一さん(54)、ドラム菊地英二さん(50)の4人に意気込みなどを聞きました。

 -結成記念のライブ「メカラ ウロコ」を初めて日本武道館以外となる福岡で開催しますね。

 ★吉井 解散前に「初めてドームでやるんだったら福岡ドーム(ヤフオクドーム)でやりたい」って言ってたんです。結局、実現しないまま解散しちゃった。だから、今回はリベンジなんです。

 ★廣瀬 僕たちみたいに1990年代に活動したバンドには、日本武道館でライブをやることが目標でした。今回は初めての場所ということで楽しみです。

 -ドームは新たな挑戦ですね。

 ★英二 僕らがドームでライブをやったのは、解散前の東京と大阪の2回だけなんです。昔はドームといっても一生懸命やっているだけで、(会場を)操り切れてなかった。年も取ったし、経験が豊富になったのかよく分からないけど、今の状態でドームでやれることはうれしいです。

 ★英昭 今、ギターを弾くことが昔より断然楽しいんですよ。ドームのような広いところでやる魅力は、お客さんと空気を一緒に感じること。ギターを弾く楽しさが伝わって、お祭りのように楽しめたらいいなと期待しています。

 -九州、福岡での思い出は。

 ★英二 昔は屋台と言えばラーメンだったけど、最近は、天神辺りの気の利いたおつまみが出る屋台かな。

 ★廣瀬 昔は九州に行くと太ったよな。

 ★吉井 バンドで初めて長距離を車で走ったのは大分だった。

 ★廣瀬 初めてアコースティックライブをやったのは長崎だった。それぞれの県で、いろんな思い出がありますよ。

 ★吉井 九州は昔から好きで、古里みたいな感じがするんです。

 -11月に公開されたドキュメンタリー映画「オトトキ」では、みなさんの仲の良さを物語る舞台裏の素顔が映し出されてましたね。

 ★廣瀬 楽屋でみんな並んでご飯を食べていると本当の家族みたいに思えるんですよ。最近気づいたんですけど、結局、みんないい人だから、再結集も集まるべくして集まったんだと思います。

 ★英二 みんなでいると落ち着くし、1人でいても、自分の居場所があると思うだけで安心できるんですよ。

 ★吉井 バンドの音楽ってそのバンドの会話だと思う。今みたいに、バンドの中で、楽しい会話ができていれば、楽しい音楽もできるだろうと思っています。

 -再結集から2年になろうとしています。今後の活動方針は。

 ★吉井 再結集した1年目は、みなさん注目してくださいました。平均年齢が50歳を超えたバンドですし、これからはそんなに甘くない。無駄なものをそぎ落として、格好つけずにいい演奏ができるようになれば再結集も成功だったといえると思います。

 -28日のライブには、同年代のおじさんたちにも来てほしい? 

 ★廣瀬 来てほしいですねえ。

 ★吉井 僕の同級生が「自分たちができなくなったことを吉井がやってくれて励みになる」と言ってくれるんです。ライブにはそれぞれの分野で活躍している同世代の人たちに来てもらいたい。最近は、お子さん連れのお客さまも増えました。親が子どもに「イエロー・モンキーを聞け」と言っていただく幸せを感じています。襟を正して演奏したいです。

 -九州のファンにひと言。

 ★吉井 28日は、われわれと心の大掃除をやっていただくと翌年いいことが起こるんです(笑)。御利益があると思いますから、ぜひ、お越しください。

 ▼ザ・イエロー・モンキー 吉井和哉(よしい・かずや)、菊地英昭(きくち・ひであき)、廣瀬洋一(ひろせ・よういち)、菊地英二(きくち・えいじ)の4人組。1989年12月28日に結成後、92年にメジャーデビュー。「楽園」「BURN」などがヒットし、人気ロックバンドとなるが2001年1月に活動休止。04年7月に解散した。16年1月に再結集。17年11月に映画「オトトキ」が公開された。


=2017/12/03付 西日本新聞朝刊=

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