毎年恒例の記念祭 ROCK(6)周年だよ、人生は… シゲさん大暴れ 爆笑!!号泣…泣き笑い!?らしさ全開の3日間

6周年を祝うイベントの2日目、「ロック歌謡ショー」でカツラをかぶってノリノリの村重杏奈(中央)
6周年を祝うイベントの2日目、「ロック歌謡ショー」でカツラをかぶってノリノリの村重杏奈(中央)
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6周年記念イベントを振り返った(左から)松岡菜摘、田中菜津美、村重杏奈、本村碧唯
6周年記念イベントを振り返った(左から)松岡菜摘、田中菜津美、村重杏奈、本村碧唯
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●月イチ活動報告

 11月24~26日の3日間にわたって行われたHKT48の劇場公演スタート6周年を祝うイベント「6フェス ~LOVE&PEACE!ROCK周年だよ、人生は…~」。毎年恒例となっている記念日のお祭りは、今年は「6周年はROCKだ」という尾崎充劇場支配人の“オヤジギャグ”から始まったが、終わってみれば大盛況。初日正午から翌日早朝5時まで続いた「天神映画祭」、生バンド演奏による「ロック歌謡ショー」…。1期生と2期生によるファンミーティングでは懐かしい顔ぶれも登場し、多くのファンを感動させた。爆笑あり、号泣あり、泣き笑いあり。HKTらしさが満載だった3日間を、松岡菜摘(21)、田中菜津美(17)、本村碧唯(20)、村重杏奈(19)の4人と振り返った。 (古川泰裕)

 -イベント初日はアルバム特典映像の短編映画を先行上映する「天神映画祭」

 村重「女優さんの舞台あいさつみたいな感じのテンションだった。なっちゃん(松岡)が黒のドレス着てて、『すごいきれいじゃん』て言ったら『女優さん意識した』って言ってた。かわいかったっす!」

 松岡「貴重でした。アイドルしてたら、ああいうことはできないじゃないですか。いつもとは、ちょっと気持ちが違ったよね。背筋が伸びた」

 田中「あの一日だけ調子に乗れました。舞台あいさつ司会のアシスタントさせてもらって、『紅白』の司会してるみたいだった」

 -2日目の昼は2期生のファンミーティングと「脳内パラダイス」公演

 本村「DMMで見てました。歌謡ショーの準備とかしなきゃいけなかったし」

 村重「(田島)芽瑠ちゃんの『泣きながら微(ほほ)笑んで』が、歌うまくなってた! 初めてのときは『頑張れ! 頑張れ!』って感じだったけど、大人になっててビックリしました」

 本村「安心して聞けた」

 松岡「2期生が大人になってる…なんて言うんだろ、初めての後輩だし(当初は)戸惑いもあったけど、今では頼りになるって感じ」

 本村「チームHは2期生が多いから、余計にそうだよね」

 -その後「ロック歌謡ショー」。シゲさんが大活躍

 村重「我を忘れました」

 -カツラかぶってから本領発揮

 村重「カツラに正気を全部奪われた(笑)」

 田中「村重でいる時間のほうが短かった(笑)」

 松岡「リハーサルでたまたま村重がかぶってみたら、本番もやろうってなって。ノリやったよね(笑)」

 村重「(リハが)朝だったし、一回みんなのテンションをぶち上げてみようと思って。ふざけ始めたら楽しくなっちゃって、みんなも笑ってくれたし」

 -バンド演奏にも挑戦

 本村「楽しかったですよ、めちゃくちゃ。でもあんまり練習時間がなくて、みんな焦りながらで、(田中)美久とかベース初めてだから、握手会の裏でずーっとやってるくらいキツキツだったんですけど。でも、メンバーとだと裏でも合わせられるし、ずっと一緒にいるから、なんだかんだで息が合うんですよ」

 -せっかく頑張ったからまた見たい

 本村「楽しいから、ちょっとずつ続けていきたい。(矢吹)奈子ちゃん、ギターめっちゃうまいし。T2(のバンド)も頑張ってたし。両方の練習についてくれたマネジャーさんが、全然違うから面白いって言ってた。T2はひたすらみんなで合わせるけど、私たちはおのおので練習して、1回か2回でバンって合わせて終わりなんですよ」

 -他の曲も生バンドの演奏で披露

 松岡「いつもは振り付けが決まってて、自分の立ち位置があるけどそれがなくて、後ろにプロのバンドの方っていうのがプレッシャーがあって」

 -最初は緊張してた?

 松岡「緊張してました。どうやって盛り上げていいか分からなくて、ファンの人もバンドのノリに戸惑ったと思うし。でも村重があの感じで来てくれたので、みんなワイワイできました。最初の曲とか、みんな棒立ちだったよね(笑)」

 田中「探り探りだった。人見知りが出た(笑)」

 -「風立ちぬ」が終わってから元気に

 村重「私の中で『風立ちぬ』はアイドルでやりたかったので、そこまではイメージを崩したくなかったんです。『女々しくて』から客席に乱入して」

 松岡「『村重出るから見ててね』って言って出て行きました」

 本村「一瞬で帰ってきたよね(笑)」

 田中「6周年の、あのノリだからファンの人も優しかった」

 本村「コンサートも最近やってなかったしね」

 村重「6周年に来てくれる人たちって、昔から来てくれてる人たち。『またやってるよ』みたいな目で見てくれる人たちがいるから、ああいうことができた。ファンの人との絆をあらためて感じました」

 -終盤は本当にカオスに

 松岡「アホなことするの楽しいね」

 村重「くだらないことだからこそ、めっちゃ本気になれたわ(笑)」

 -そういうHKTを久々に見た気がする

 村重「そこがHKTの良さだと思うんですよね」

 松岡「歌もあんまり自信があるわけじゃないから、どうなるんだろうって思ってたけど」

 田中「こんなみっちりボイストレーニングしたの初めて。歌手って本来こうあるべきやなって思った」

 松岡「生バンドが後ろにいると、自分の声が聞こえなくて、いつもより歌いにくいんですよ」

 村重「松田聖子さんの後ろで実際にやってる人もいらっしゃって。その人たちの前で『風立ちぬ』をやるのは、さすがに自殺行為だと思った。でもすごく優しい方ばかりで、最後にエアギター担当で一緒に写真撮っていただきました」

 -3日目の昼に1期生の「手をつなぎながら」公演

 村重「楽しかった~! めっちゃいい思い出」

 田中「前の日が、運動会の前日みたいな(笑)」

 本村「寝れんかった!」

 -ロビーで見たけど、懐かしい気持ちになった

 村重「(中西)智代梨もいたから、久しぶりに1期がそろって。こんな時期もあったなぁ…って。つらかったです。大人になっちゃった。あの時は公演しかなかったから、自分たちは一生これをやるんかなーと思ってたけど、今考えたら、すごく青春だったなぁと。学校とかそんなに思い出がないから、その分、自分たちの青春はこれなんだなと思って。この思い出を大事にしようって思いました」

 松岡「最後みんな大号泣だったんですけど、もう何に泣いてるか分からなくて」

 田中「卒業するんかレベルの『遠くにいても』だった(笑)。『手つな』って、マジでいろいろ詰まってる。研究生の時からやって、チームHでもやって」

 本村「長かったしね」

 田中「人めっちゃ少ないときもあったし」

 村重「ずっとこのメンバーで一緒にいたいと思いました。一人もいなくなることなく」

 松岡「そうや、村重がしゃべってみんな泣きだしたんよ」

 本村「村重のせいよ」

 田中「6年前はこんなんじゃなかったのに、一番メンバー思いになって」

 村重「大好きだから…昔に比べて人数は減っちゃったじゃないですか。それを思い出して、もし3年後とかにまたやったとき、全然いないのかなって思ったとき、本当に苦しくなって、涙が出てきちゃった」

 -4年9カ月ぶりに1期生で「手つな」をやったことの意味

 松岡「シンプルに『頑張ろう』って思えました。コンサート以外では、なかなか一緒にステージ立てなくなったので…。勇気づけられました。みんながいる安心感というか、心強さが…ご褒美みたいだったよね。今日楽しいから、また頑張っていける、みたいな。再確認っぽい感じだった」

 本村「ファンの人もメンバーも、またひとつになって頑張ろうって思えるような公演だったと思います」

 -夜は特別公演。1期生はお披露目時と同じ衣装で「スカート、ひらり」

 田中「まさか『スカひら』やるとは…ファンに『恥ずかしくて見られなかった』って言われた。あの衣装で喜んでたのが懐かしい」

 -fairy w!nkが「天使はどこにいる?」を初披露

 田中「めっちゃいい曲でしたね。昔っぽいけどアニメっぽい」

 村重「2人が、もともとそんなに笑わない子たちだから、2人の良さが生かされてる。逆に無理やり笑わせる曲でもかわいそうだったから」

 本村「ジャケット写真とかも、めっちゃかわいかったですよね」

 -中盤、2期生が「スクラップ&ビルド」をやって1期生+指原さんが「RIVER」

 松岡「2期生がチームKの曲やるの、めっちゃ好きなんです」

 本村「かっこよかった」

 -「RIVER」はどうだった?

 村重「6年目であの曲をやるのは意味があると思った。1期生も減ってきて、新しい子も増えてるから『負けない』みたいな気持ちでやればいいのかなと」

 -メンバーもファンも「向こう岸」を目指すために、改めてHKTに向き合う時なのでは

 松岡「最初は国内最年少だったから突っ走ったらなんとかなる、みたいなところはあったんですけど。7年目となるとまた違うことが必要とされてくるし…NGTができてSTUできてっていうのもあるし」

 -今年の総括と来年への抱負を

 村重「2017年も、割とメンバーにもファンにも迷惑をかけた1年だったなと。夏あたりは自信がなさ過ぎて、すべて諦めちゃった感もあったんですけど、メンバーは優しいから村重を必要としてくれて。村重もメンバーに迷惑かけないようにして。自分の役割は盛り上げることだったり、6周年でカツラかぶったときのようなことをやるべきなんじゃないかなと思うので、それを率先してやっていきたい」

 田中「過去がどれだけ恵まれてたかが分かった1年だった。今まで、チャンスとかけっこうもらってたんだなって。自分の力でつかみにいかなきゃって、危機感を感じた1年でもあった。昔みたいに貪欲に仕事欲しいと思って、ファンとか運営に甘えず動けたし、それに伴って結果も出るって分かったし。来年はもっと自己プロデュースというか、自分の力でファンを楽しませることができたらなって思います」

 本村「キャプテンになったり、=LOVE(指原プロデュースの声優アイドル)の振り付けしたり、自分にとっては新しいことがあって、個人的には充実してたけど…自分のことばっかりだったなって思う。来年は、HKTみんなで力を合わせてっていうことを意識して、HKTのためになるように、もっといろんなことができるようになっていけたらなって思う」

 松岡「ツアーも春だけで終わって、みんなで活動することが少なかった。シングルも2枚出しただけなので…来年は3枚出せるだけの勢いを…1年って早いので、1~3月ぐらいで勢いづけられたらなって思います。アルバムも年内ぎりぎりに滑り込みで出せるし、自分たちでは気付いてなかったけど、ファンの人が『勢いある』って言ってくれてたころの勢いを取り戻して…どうやったら取り戻せるか、具体的に分かってるわけではないんですけど…。何かやることで注目してもらえると思うし。私がHKTで一番好きなところは、自分たちが楽しむことでファンの人が楽しんでくれるっていうところなので、まずは自分たちが…。あと福岡で、もうちょっと地元の仕事ができたらなって思います。福岡から、初心に戻って発信していけたらなと思います」

=2017/12/12付 西日本スポーツ=

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