萌える春 切ない春 メンバー2人の卒業… 「らしさ」全開ツアー開幕

2月の活動を振り返ったHKT48の(左から)坂口理子、田島芽瑠、清水梨央、森保まどか
2月の活動を振り返ったHKT48の(左から)坂口理子、田島芽瑠、清水梨央、森保まどか
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HKT48ツアー初日の夜公演で「ナギイチ」を披露する清水梨央
HKT48ツアー初日の夜公演で「ナギイチ」を披露する清水梨央
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HKT48ツアー初日の夜公演で「夕陽を見ているか?」を歌う坂口理子
HKT48ツアー初日の夜公演で「夕陽を見ているか?」を歌う坂口理子
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HKT48ツアー初日の夜公演で「初恋バタフライ」を歌う田島芽瑠(中央)
HKT48ツアー初日の夜公演で「初恋バタフライ」を歌う田島芽瑠(中央)
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HKT48ツアー初日の夜公演で「Choose me!」を披露する森保まどか
HKT48ツアー初日の夜公演で「Choose me!」を披露する森保まどか
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●月イチ活動報告

 1年ぶりとなるコンサートツアー「これが博多のやり方だ!」を神戸でスタートさせたHKT48。初日から「全員1曲センター」や「寸劇」、映像を多用した演出など、サブタイトル通り「らしさ」全開のステージで、1万人のファンを魅了した。グループが新たな挑戦を始めた一方で、2期生の田中優香(17)は「卒業」という道を選択。宇井真白(18)も自身の生誕祭で巣立ちを発表した。ちょっぴり切ない、別れの季節。春の訪れを告げた2月の出来事を、森保まどか(20)、坂口理子(23)、清水梨央(14)、そして高校を卒業したばかりの田島芽瑠(18)と振り返った。 (古川泰裕)

 -久々のツアーが開幕

 坂口「書き下ろし曲(『ぶっ倒れるまで』)をいただいたのが、今回は大きな見どころだと思います。HKTといえばコンサート、コンサートといえばHKTっていうところに秋元(康)先生も協力して書いてくださって。盛り上がるし、そういう曲を新曲として歌えたのは良かったと思います」

 芽瑠「そっから(ライブ)定番の曲が続くしね。一気に全部歌っちゃう」

 坂口「普段は最後の方に歌ってた『メロンジュース』も頭(のパート)で歌っちゃうし、HKTの曲の幅も広くなった証拠だね」

 -梨央ちゃんはどうだったかな?

 芽瑠「聞き方が優しすぎませんか(笑)」

 清水「自分がコンサートを見に行ってるときは、知ってる歌から始まってたから、びっくりしました」

 -ツアー参加は2回目?

 清水「2回目です。(2016年春ツアーの)サシコ・ド・ソレイユを…」

 -見に行ってたの?

 清水「はい。(マリンメッセ福岡の)アリーナ席で見てました」

 芽瑠「けっこういい席」

 森保「えっ? (グループに)入ってなかった?」

 清水「(まだ)入ってないです。オーディション中でした」

 芽瑠「『咲ちゃん(宮脇咲良)こっち見て』みたいなうちわ持ってたの?」

 清水「タオルとか持ってました。ペンライトとタオル持って見てました」

 芽瑠「メロンジュースのとき(タオル)回した?」

 清水「うふふ」

 -5曲目からのユニットパートは全員1曲センター。芽瑠ちゃんと梨央ちゃんは博多座で経験がある

 芽瑠「そうですね。びっくりしました」

 森保「その時は何やったの?」

 芽瑠「『Maxとき315号』(NGT48)」

 清水「『ファースト・ラビット』(AKB48)しました」

 森保「似合うねぇ。うさぎさんだねぇ」

 -大変だった?

 坂口「大変でした。衣装も、AKBさんの曲だったらAKBさんの衣装。SKEさんだったらそれに近い衣装。毎回違うテイストでころころ変わるので、早着替えが大変で」

 -森保さんは「Choose me!」。1月開催のリクエストアワーでも披露していた

 森保「さっしー(指原莉乃)ときたりえ(北原里英)さんとやったんですけど、まさかまた、こんなに早く歌えるとは」

 -どうやって決まった? 森保「メンバー発信ではなかったよね」

 芽瑠「メンバーは決められなかったです。でも、イメージに合うようにつくってくださったと思う」

 森保「自分で選ぶってなったら、選べなかったと思う。けっこう難しい曲なので、チャレンジできてうれしいな、と思うから、あえて他の人が選んでくれて良かったなと思います」

 -りこぴ(坂口)は「夕陽を見ているか?」

 芽瑠「めっちゃ泣きそうだった」

 坂口「私も。自分が48グループに入ったら歌いたい曲ってあるじゃないですか。その中の1曲だったのでうれしかったです。(一緒に歌う)みんなが歌割りごとに駆け寄って来るんですけど『卒業するの?』って言われたり(笑)。AKBの1期生さんがすごく大切にされていて、卒業されるときに歌われる曲でもあったので」

 -衣装も「夢ひとつ」の穴井千尋さんの衣装。卒業要素がつまっている

 坂口「そうですね(笑)。昼公演の後、ダンスの先生に『すごく表情が良かった』って言われてうれしかった。演技を経験して、少しは想像力が豊かになったんじゃないかなと思います」

 -芽瑠ちゃんは「初恋バタフライ」

 坂口「『芽瑠ちゃん』って感じ。全員で歌ったからね」

 芽瑠「全体曲みたいな感じになっちゃうんですけど。一人だけ赤のワンピースみたいなの着てて、こっちも卒業するみたい(笑)」

 -もともと自分のセンター曲

 芽瑠「オリジナル曲を歌えるっていうのは、何か意味があるのかなと思う。けっこう聞き慣れてる曲だから、ファンの方はどうなのかな?ってちょっと不安になります。『もっと新しい曲が見たかった』っていう声も聞くから」

 -コールはしやすい

 坂口「センターとして披露すると、コールの大きさが違う気がした。センターだから、その子の名前をずっとコールしてるし、全体曲だとやっぱり(声が)割れちゃうし。分かりやすいし、うれしい。それが1人ずつできた」

 -梨央ちゃんは「ナギイチ」だねぇ

 清水「はーい」

 森保「かわいかった」

 -踊ってるときと話してるときが全然違う

 坂口「違いますよね」

 清水「そうなんですかね? 好きな曲だったからうれしかったです」

 -メドレー全体では

 坂口「LEDライトで名前がドンって出てきたり、(本村)碧唯ちゃんと(矢吹)奈子はCGで合成した本人映像と共演したりして。豪華ですよね。『孤独なランナー』(熊沢世莉奈)とか、ダンス曲は本人が振り付けしたんですよ。間奏とかイントロの一部とかだったり。碧唯ちゃんはほぼもう全部で、『美しい稲妻』(岩花詩乃)と『-ランナー』は間奏」

 森保「すごいよね」

 -メドレー後の寸劇は芽瑠ちゃんが脚本。ずっとやってみたいと言っていた

 芽瑠「ずっと言ってました。夢がかなって良かったです。楽しいけど大変。メンバーが(現場に)入る5時間前とかに入って書き始めて、いろんな大人と話し合って。衣装もほぼ全部決めてるんですよ」

 -いつから構想を

 芽瑠「リクアワで『寸劇の脚本やりたい』って言ったとき尾崎さん(劇場支配人)が『いいね』みたいに言ってくださったので、その頃から考え始めました。選抜メンバーは全会場回るだろうから、役とか、どうやったら引き立つかとか、ストーリーを考えて」

 -舞台は学園

 芽瑠「学園ものが絶対したくて。HKTは若いのにMVとかも学園感、制服感があんまりないなって思ってたから」

 -指原さんのミニスカセクシー教師がすごい

 芽瑠「そこはちゃんと話題になる役を担ってもらって。そこに助けられてる部分はあります」

 -アイドル部が仲間を増やしていく

 芽瑠「碧唯ちゃんと咲ちゃんと(松岡)はなが1期生。あと(神戸で仲間になった)ラッパー(村川緋杏)とアゴ(植木南央)です。今後、他校の生徒もどんどん絡んでくる」

 -あと登場してるのは…

 芽瑠「リーヌ&ネネ(熊沢と地頭江音々)と、テレパシーズ(荒巻美咲と清水)。美咲ちゃんと梨央ちゃんは、ただせりふをしゃべるだけじゃもったいないなと思って、考えたのが音声を使うっていう。(メンバーの)私が考えるとなると、メンバーをもっと引き立たせることができるんじゃないかと思って。いろんな子を見てほしいから、1人2秒くらいは絶対映るようにしました」

 坂口「あざーす」

 芽瑠「いい役でしょ」

 坂口「売店のおばちゃん。アドリブも入れつつ『エロ教師より年下よ』って」

 森保「あれ面白かった」

 坂口「神戸しか出られないので、爪痕を残すならここしかないと思って」

 芽瑠「あと、曲も全部決めました。ここまで自分が関われるの初めて。プロデューサーになりたい」

 -メンバーの主体性が求められる部分が増えた

 坂口「『アイドルの王者』で『うちわをあおいでください』とか『立って叫んで』とか、あおりもメンバーで決めました。昔の私たちでは任せてもらえなかったようなことを、演出の方が任せてくださることがいくつかあったので、長くコンサートをやってきたかいがあったというか。少し成長できたのかなと思いました」

 -「これが博多のやり方だ」と思うところ

 坂口「あおり方とかですかね。昔はさっしーさんと愛ちゃん(多田愛佳)が言ってたことを、碧唯ちゃんや奈子が言うようになったり、びびちゃん(村川)が『HKT城、今、動く』であおったりとか、自分たちで何とかするっていうのが増えました。それぞれの責任感が増したというか。それが相乗効果でいいコンサートになったと思う。梨央ちゃんはどう?」

 清水「コールがしやすい曲が多いから、それがHKTっぽいと思います」

 芽瑠「私は、やっぱり寸劇が復活したのがHKTらしいなって思います。自分が(脚本)やってるっていうのもあるけど(笑)」

 森保「一人一人に見せ場があるってことに対して、ファンの人が理解があるっていうか。私たちだけが言ってるんじゃなくて、ファンの人と一緒に『これが博多のやり方だ』って言ってる感覚になって、すごくHKTらしい空気だなって思う。それがメドレーにも表れてて、いいなと思った。今回はダンス曲もけっこうあるので、そういう面とのギャップも楽しんでほしい。『かわいい、かっこいい、面白い』で」

 芽瑠「福岡もあるので、ぜひ遊びに来てくださーい」

 -21日に宇井真白さんが卒業発表、27日に田中優香さんが卒業公演

 坂口「意外でした」

 -もったいない気も…

 坂口「意志が強い子が多いので…」

 芽瑠「自分で決めちゃうもんね。真白も高校卒業だし…私も高校卒業しましたよ」

 一同「おめでとう!」

 -HKTに入ったのは中学1年生

 坂口「信じられない。梨央ちゃんも(加入したのは)中1?」

 清水「中1です」

 芽瑠「梨央ちゃんが高校卒業するようなもんだよ」

 坂口「やばいね」

 -田中さんの卒業公演は「制服の芽」だった

 森保「『一生懸命レッスンしたから、もったいないなって気持ちもあるんですけど』って言ってて…悲しかった。『制服の芽』をやるにあたって、みんなで話す機会があったんですよ。『これからどうしていきたいか』みたいなことを話したんですけど、ゆうたん(田中)が今までの感じではなくて。『こうした方がいいと思う』って意見を出してくれて。頼もしいな、いろんなことを考えてチームのために発信してくれるんだなと思ってて。それが…」

 芽瑠「最後の言葉だった」

 -初の2期生曲「僕らのStand By Me」を初披露

 坂口「最初で最後のメンバーで…。今回(朝長)美桜ちゃんが(足の負傷で)出られなかったので。本当は、美桜ちゃんが出られるような演出に変えたいって思ってたんですけど…。せっかく振り付けていただいたし、ちゃんと披露したいっていうのもあって、優香センターバージョンで。本当にいい曲で、泣きながらやりました」

 -「知らない間に大人になっていた」という歌詞が

 坂口「優香も2期生で末っ子だったので、いつの間に決意したのかなとか、いつの間に将来のことを考えてたんだろうと思ったら…歌詞と重なる部分があって。めちゃくちゃ切なかったですね…」

=2018/03/08付 西日本スポーツ=

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