AKBセンター試験、HKT渕上舞が4位で選抜入り「オタク時代の自分に感謝」

3月を振り返ったHKT48の(左から)渕上舞、山田麻莉奈、村川緋杏、神志那結衣
3月を振り返ったHKT48の(左から)渕上舞、山田麻莉奈、村川緋杏、神志那結衣
写真を見る

●月イチ活動報告

 全国5カ所を巡るアリーナツアー「これが博多のやり方だ!」も3会場を終え、ますます盛況のHKT48。さいたまスーパーアリーナでのコンサート後には、矢吹奈子と田中美久がセンターを務める11thシングル「早送りカレンダー」(5月2日発売)のリリースも発表した。一方で、朝長美桜や秋吉優花、岩花詩乃が負傷。宇井真白の卒業も重なって欠員が出かねない劇場公演を、村川緋杏や宮崎想乃らが獅子奮迅の活躍で支えている。ツアーやイベントで全国を駆け回り、慌ただしい毎日を過ごした春先を、渕上舞(21)神志那結衣(20)村川緋杏(18)、19日に卒業を控える山田麻莉奈(23)と振り返る。 (古川泰裕)

 -3月10日にAKB48グループセンター試験。グループに関するテストをメンバーも受験し、上位16人がセンター試験特別選抜。舞ちゃんが全体で4位に

 神志那「すごかった」

 山田「さすがとしか言いようがない」

 渕上「明日(5日)ミュージックビデオ撮影してきます。AKBの52thシングルの共通カップリングになるらしくて」

 神志那「4番手って、めっちゃ映るよね」

 渕上「びっくりしました。もともと48グループが好きなので、試験があるって発表されたときファンの人に『いけるんじゃない?』みたいに言われたんですけど、変に期待されるのも嫌だったので『難しいよ』って言ってたんです。今回はAKBだけじゃなく各姉妹グループの歴史が平等に出題されたので、それが良かったみたい」

 山田「怖くて自己採点してない」

 村川「横山由依さんの顔写真に『名前はどれ』っていう問題で『簡単やん』って思って塗ったらチーム8の横山結衣さん。シンプルに間違えました」

 渕上「マークシートだったから、この点数取れたのかな。筆記だったら絶対そんなに取れてない。消去法で全部解きました」

 村川「解き方が既に頭いいですよね」

 山田「まず時間が間に合わなかった(笑)。しっかり問題を読み過ぎて、最後の30問くらい書けなくて」

 -対策はした?

 渕上「しようとしたんですけど。(学校の)テストも、どちらかといえば直前にばーっとやる方だったので、こつこつできなくて。普通に授業受けるくらい」

 神志那「ちゃんと授業受けてたからだ」

 渕上「前日にSNSに『夜、勉強しようかな』って書いてたんですけど、寝落ちしてしまいまして(笑)。逆にそれが良かったみたいで、プレッシャーもなく。オタク時代の自分に感謝(笑)。ゆきりんさん(柏木由紀)がずっと好きなんですけど、同率の2位ですごく近くにいるので、それが一番うれしい」

 村川「びびもちょっとは勉強してたんですけど、公演とかいろいろ入って、結局あんまりできなくて。そしたら普通に100位以下っていう(笑)」

 神志那「ツアーの楽屋で『涙は句読点』(AKB48公式10年史)めっちゃ読んでたのに(笑)」

 -その日の夜に卒業発表した人がいた

 山田「センター試験どころじゃなかった(笑)。いやぁ、緊張しましたね。公演中は全然緊張しなくて『あれ私、今日発表するんだっけ?』みたいな感じだったんですけど、最後の曲のアウトロで、やっと『はっ! もうすぐや!』って思って、言いたいこと整理しました(笑)。(発表を始める)タイミングが本当に難しくて。いつもより高い位置でマイクを構えてたら、隣の上野遥ちゃんが気付いて、もう半泣きで…。(自分も)泣くかなって思ってたけど、気持ちがしっかりしてたから、素直に言いたいこと言えました」

 渕上「いつもはほんわかしてて、みんなの癒やしだけど、改めて大人だなって思いました」

 神志那「普段言わないような言葉がどんどん出てきた(笑)」

 村川「みんな着替えながら『まりり史上一番かっこよかった』って(笑)。でも、やっぱりさびしい」

 -声優の専門学校に2年間通った

 山田「声優の学校っていうのが福岡ではそこ(代々木アニメーション学院)しかないので言えなくて。通ってる間も(SNSで)『夢が声優って言うけど何もしてない』って言われるのが、つらかった。言えてすっきりしました」

 -とある授業の風景。講師の指原莉乃さんに質問している人が、まりりに似ていたような…

 山田「あれで、ちょっとバレたんですよ(笑)」

 村川「えっ(指原さんが)教室に来たんですか?」

 山田「東京校にさっしーさんが来て、各校を中継でつなぐみたいな。『さっしーさんに質問ある人?』ってやつで…」

 -質問してた(笑)

 山田「先生に『(みんな緊張するから)山田さん行ってよ』って言われて、『ちょっと質問なんですけど…』『いや、まりりLINE(ライン)で聞けばいいじゃん』(指原)って(笑)」

 渕上「何聞いたの?」

 山田「声優さんって、今は裏の仕事じゃなくなってて、アニメのイベントとかでも表に出るし、トークのことを聞いた気がする」

 -アニメのイベント、声優のライブは集客も熱量もすごい

 山田「歌うし、踊るし」

 神志那「まりりは顔もかわいいからね。強いよ」

 渕上「歌って踊れる声優さんになりたいんだよね」

 村川「逆に『踊れる、歌える』ところからの声優さんだから、何でもできちゃう気がする」

 山田「HKTに入って良かったって、すごく思う」

 渕上「同期とか同世代の中で一番、大人になってからもずっと、アイドルでいる気がする」

 -目標としている人は

 山田「目標にしてる人はいっぱいいます。水樹奈々さんとか田村ゆかりさんとかみたいに、歌えるし、踊れるし、ナレーションとかも。マルチに活動してる人が多いから、そういう人になりたい」

 渕上「まりりの口から『マルチ』(笑)」

 村川「まりりさんからそんな言葉が(笑)」

 神志那「分かる、分かるよ(笑)」

 山田「なんで~(笑)」

 -いよいよ秒読み

 山田「5年半、めっちゃ濃かったです。HKTじゃないと、できないことだらけ。中学のころから声優になりたいと思ってたんですけど、そのままHKTに入らず高校卒業して、声優の専門学校に通ってたら、そんなに大きなステージにも立てなかっただろうし…。高校卒業後に行きたい学校もあったけど、HKTに受かってメンバーになれたのって、運命だと思う」

 -悔いなく終われる?

 山田「悔いはいっぱいあるけど、先に行きたい気持ちの方が強い」

 -16日にソフトバンクホークスの激励会。舞ちゃんとビビアンが参加

 村川「柳田(悠岐)選手にお花を渡したんですけど、体が大きくて。腰が引けてましたもん」

 -孫正義オーナーとのハイタッチに成功

 村川「ソフトバンクの社員さんとハイタッチされてて、いいなーと思ってたら、そのまま手を上げたままだったから、私もしてもらえるんじゃないかと」

 渕上「ビビアンがしたら私もしようと思って見てたら、ぎりぎりになってビビアンがすっと手を上げたから、私もすっと(笑)。ビビアンのおかげ」

 -17日はツアーで仙台へ

 渕上「体調が悪かったことしか覚えてない。夜公演は全部は出演できなくて。昼公演と夜公演の間に病院行きました。今回は24人で全員センターメドレーがあるから、絶対に出なきゃっていう、その気持ちだけでしたね」

 -久々の仙台だった

 神志那「3年ぶりって言ってましたね」

 渕上「『何年かぶりにコンサートに来られた』っていう方も多かったので、東北にお住まいの方で、待っててくださる人もたくさんいるんだなって思いました。あまりツアーで東北に行くこともないので…」

 村川「行っても、関東までだったりしますもんね。また東北に行けたらうれしいです」

 -21日に宇井真白さんが卒業。1カ月後の自分と重ねたりした?

 山田「私もこういうふうに、みんなに見送ってほしいなって思いながら。ファンの人もメンバーも、しっかり見送る気持ちで…。ましろん(宇井)もすごく幸せそうだったし、いいなって思いました」

 村川「真白さんがいないの、まだ実感ないです…」

 神志那「(同じチームHだったので)めっちゃ実感する。(公演で)結構絡むことが多かったので、ちょいちょい涙出てきそうになっちゃう。『あ、真白がいない』って」

 -23、24日はヤフオクドームに。ホークス戦の前のイベントに、舞ちゃんとビビアンが参加

 村川「広島カープ戦の前に、タカガールVSカープ女子の3番勝負で」

 渕上「たまにあるオープニングイベントみたいな感じで、HKTがタカガール代表として、3人ずつ2日間出ました」

 -ホークス創設80周年イヤーを追いかける

 渕上「ソフトバンクニュースの公式アンバサダーとして…」

 村川「1年間ホークスを追いかけるところを、ソフトバンクニュースさんに追いかけていただきます。月1くらいで配信していく予定です」

 -25日に熊本で大感謝祭

 神志那「忙しかったね」

 村川「メンバーも分刻みで、あっち行ってこっち行ってみたいな感じで。ファンの皆さんも楽しんでいただけるかなと思って、動き回りました」

 神志那「ステージが、いっぱいあったからねぇ」

 山田「屋台が楽しかったなぁ…」

 -笑顔で小さい子の頭をグリグリなでていた

 山田「めっちゃかわいくて(笑)。一緒に何かやるようなイベントが、握手以上に楽しくて好きです」

 神志那「結衣は屋台行ってなくて、ステージだけ。ハモりやったり、ミニミニ運動会やったり」

 渕上「『植木チルドレン』で『熊沢世莉奈を愛でる会』と対決しました。初めてチルドレンがそろったんです。前にメーク室でメークしてたとき、(植木)南央ちゃんを慕ってるメンバーが3人くらい入ってたから『私も入りたい』って言ったんですよ。そしたら遠くからりこぴ(坂口理子)が『私も』って言って、また誰かが『私も』って言ったと思ったら、さっしーさんだった。あの時にみんな入ってなかったら、イベントもなかったのかなって思うと、面白いですね」

 -31日にさいたまスーパーアリーナ

 神志那「やっぱりオープニングが印象的でしたね」

 -走ってたね

 村川「本当にぶっ倒れるかと思った」

 山田「なに? 走ったって…」

 渕上「入り口に登場して、ステージまでけっこう長いんだけど、オーバーチュアの間にたどりつかないといけなかった」

 村川「全速力じゃないと間に合わないから、それ以上で走って。歌割りに間に合わないと本当にまずいし、その後で外周ステージを走って…」

 山田「見たかったぁ」

 -ドラフト3期生がお披露目

 村川「4期生が入ったとき先輩になったんだなと思ったけど、ドラ3の後輩は本当に後輩って感じがして、どきどきしてます。石安伊(せき・あい)ちゃんが私を好きでいてくれるみたいなので、交流したい」

 神志那「おじさんたちが好きそうな子がいっぱい入ってきた…。どんどん新しい子に(ファンが)流れていっちゃう…」

 -11thシングル「早送りカレンダー」発売を発表。矢吹奈子、田中美久センターで舞ちゃんが選抜入り

 山田「どんな曲なの? 元気系?」

 渕上「元気系で疾走感がある。なこみくにぴったりだなっていう曲ですね。昔はめちゃめちゃ幼かったのに、すごく頼もしくなってて。感慨深いです」

 山田「この取材いいね、なんか。振り返りできて」

 一同「今?」

=2018/04/11付 西日本スポーツ=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]