7周年目前 お笑いありランウエーあり個展あり 芸術の秋

10月の活動を振り返ったHKT48の(左から)小田彩加、冨吉明日香、武田智加、神志那結衣(撮影・古川泰裕)
10月の活動を振り返ったHKT48の(左から)小田彩加、冨吉明日香、武田智加、神志那結衣(撮影・古川泰裕)
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●月イチ活動報告

 テレビの冠番組をきっかけに「お笑い」への挑戦を続けてきたHKT48。メンバーの誕生日ラッシュで祝福ムードが続く中、イラスト個展開催やファッションイベントへの参加も。劇場公演7周年の記念イベントを前に、慌ただしかった10月を、冨吉明日香(21)、神志那結衣(20)、小田彩加(19)、武田智加(15)と振り返った。 (古川泰裕)

●「なつまどじーな」 せりふ量やばかった

 -10月2~4日、福岡サンパレスでお笑いライブ&コンサート。25、26日の女芸人ナンバーワン決定戦「THE W」予選で、お笑い挑戦が一段落

 冨吉「サンパレスはファンの皆さんの前だったけど、『THE W』予選はファンの人がいない状況。今までが本当に恵まれた環境だったと実感した(笑)。プロの人たちはやっぱりすごいって実感したし、挑戦してみて良かったなと思います」

 -「なつまどじーな」(松岡菜摘、森保まどか、神志那結衣)のネタでは、早口の長いせりふも

 神志那「頑張りました。お風呂に入ってるときとか、時間があれば(ネタを)つぶやいて練習して」

 冨吉「せりふ量やばかったもんね」

 神志那「えぐかった。ネタ的にテンポで勝負だったので、いっこテンポが崩れちゃうと『次なんやったっけ?』って。(ツッコミの)なっちゃん(松岡菜)が苦戦してたイメージがありました。25日と26日でお客さんも違って。25日はファンの方も多くて優しかったんですけど、26日は誰でも知ってるような(出演者の)方が多くて、お客さんもお笑い好きな方が多かったらしく、反応が違ったみたい。厳しかったらしいです」

 小田「25日で良かった(笑)。小田は1人だったんですけど、楽屋も芸人さんで密集してて。独特な空気感で緊張した。最初のブロックで48グループのメンバーがみんな出ちゃって、小田が最後で『うわー』ってなっちゃって、ネタも飛んじゃったし、雰囲気にのみ込まれちゃいました。終わった後に、楽しくて笑っちゃいました」

 冨吉「情緒がやばい」

 小田「情緒がすごかったんですけど(笑)、いろんな事をしたから変われた気がしてて。落ちちゃってもいいやって、すっきりって感じでした。今までも頑張ってたって思ってたけど、視野が広がった。アイドルのことだけを考えてたけど、お笑い芸人さんの職業を垣間見たというか。こんな大変なところがあるんだとか、ここはアイドルと似てるなとか、演技力とか声量とか滑舌とか記憶力も」

 冨吉「『THE W』も『HKTBINGO!』も、ひたすら精神が鍛えられたな、と思いますね。『思い切ってやるしかない』っていう、そういう力はお笑いを通して学んだし。バラエティー番組を見る目も変わったと思います。今までは『おもしろいな~アハハ』だったけど『今の間、すごいな』と」

●TGC初出演で痛感 これが芸能界なんだ

 -6日は北九州市で「東京ガールズコレクション(TGC)」。神志那さんが「Chou」※の一員として初ランウエーを体験

 ※昨年のユニットじゃんけん大会を契機に結成されたHKT48のモデル系ユニット。メンバーは松岡菜摘、森保まどか、神志那結衣、山下エミリー、松本日向、宮崎想乃、栗原紗英

 神志那「いつもと全く違う風景でしたね。周りが本当に有名な方たちばっかりで『これが芸能界なんだ』って、改めて思わされました。スタイルが良くて顔がちっちゃくて」

 小田「中継で見たHKTメンバーが同じメンバーに見えなかった。モデルさんでした。輝いてた」

 神志那「ランウエーの力ってすごい。一瞬だったけど、すごく長く感じました。歩く前に、協力してくださった北九州の美容室の方たちに、最終仕上げみたいな感じでステージで(髪を)巻いてもらってっていう時間があったので、ステージに立ってる時間は結構長かったです」

 -7~14日に小田さんのイラスト個展開催

 小田「6日に準備が終わって帰ってる途中に、もかちゃん(武田)から『行ったよ』って連絡が来て」

 武田「ファンの人が来だしたら、もうあんまり行けないかなと思ったので、夜にスタッフさんしかいないところに1人で行って。ファンの方のメッセージを貼って作る『木』※を…」

 ※観覧者が記入したメッセージを壁に貼り、大きな木を作るコーナー

 小田「小田が最初に貼ってたんですけど、もかちゃんがその下に貼ってくれて始まりました」

 -自分で考えたアイデアもかなり多かったとか

 小田「会議にも参加しました。尾崎さん(劇場支配人)やスタッフさんがいる前で『この部屋はこんな感じにしたい』とか、そんなところから。グッズの話し合いまで参加したので、逆に責任も感じて。これで人が来んやったら…とか不安もありました」

 -結果は盛況だった

 小田「そう、想像の2倍くらい木が大きくなった。パネル四つ分、ぎっしり埋まるくらい。知ってるファンの方もいたけど、高校の担任の先生とか、連絡が薄くなってた友達とか。いろんな方に支えられてるっていうのが、木で表現できてうれしかったです」

 -個展開催が決まってから描き下ろしたのは?

 小田「15点くらい。ありがたい環境なので頑張らなきゃと思って、ホテルとかで寝不足になりながら描きました」

 -13日に大阪で「おでかけ!握手会」。ステージで19曲メドレー披露

 冨吉「やーばかったです。メドレーっていっても、ほぼワンハーフずつくらいやってるからコンサートみたいだった。全然ミニライブじゃなかった。最近はコンサートも『HKTBINGO!』のライブくらいしかなかったので、みっちり振りを合わせてっていうのも久しぶりで、楽しかったです。10人だから、ごまかしもきかないし」

 小田「3列目がないですね(笑)」

 冨吉「歌う曲もあれば『Make noise』とか『回遊魚のキャパシティ』とか『ジェラシーのアリバイ』とか、しっかり踊る曲もあって。ファンの皆さんは『来て良かった』『予想以上』って(笑)」

 -9日は冨吉さんの生誕祭

 冨吉「(ファンが)すごくいろんな準備をしてくださって…私が『冨吉1位』※だったから赤がテーマだったらしくて」

 ※HKTのスマホゲーム「栄光のラビリンス」内の投票で決めたCM選抜で、1位になった冨吉が扮(ふん)したキャラ。真っ赤なドレスを着て登場

 冨吉「ソワソワしちゃうけど、やっぱり1年に1回、私のことが好きな人しかいない公演だから、いっぱい甘やかしていただいて(笑)楽しかったです。メンバーにも『冨吉のファンは温かいね』とか言ってもらえて、うれしかった」

●絶対防衛少女が終了 福岡でもやりたいな

 -16日から東京で「大人のカフェ」とのコント劇「絶対防衛少女!2018」

 武田「9日からけいこして16日から本番で。あっという間でした。東京に2週間いたんですけど、気付いたら終わってた。けいこ期間は毎日同じサイクル。けいこやって、帰って、自分で(練習)やって、寝て、みたいなことしかやってなかったので、『あ、自分HKTなんや』っていう感じでした。こんなに一つの事をやってる、っていうのが今までなかった。とにかく楽しかった。終わったのが、無性にさみしい」

 小田「福岡でもやってほしい」

 武田「福岡でも、めちゃめちゃやりたい。主役をやらせていただいたので独白が多くて、ずっとしゃべってる感じ。とりあえず台本を頭に詰め込んで…。でも、大人のカフェさんにもスタッフさんにも『どんどん良くなるね』って言っていただけた。コント劇だけど、演技っていう幅が広がったなって思いました」

 -演技はアルバム収録の短編映画以来

 武田「(映画とは)全然違ったので、初めてって感じのレベル。最初は笑い声との『間』とかも全然分かんなくて、どうしようと思ってたんですけど。みんなのアドリブもそのときによって違うし、意外と、私たちが笑うであろうと思ってたところと違うところで(客が)笑ってたりしてたので、初日は探り探りやってました」

 -アドリブはうまく入れられた?

 武田「入れられるところでちょこっと入れる、みたいな感じでやってました。記憶がないことが多いです(笑)。終わった後、飯野(智司)さんに『独白でアドリブ入れられるのすごい』って言われたんですよ。でも覚えてない(笑)」

 -19~28日に東京で48グループのメンバー出演舞台「マジムリ学園」。神志那さんが出演

 神志那「(以前出演した)『ロミオ&ジュリエット』とか『魔法先生ネギま!』みたいには、せりふが多くなかったんですけど」

 -前髪がない

 神志那「私、『キャバすか学園』のときも前髪なかったんですよ。プロデューサーの方が『前髪がない方がいい』って言うから。今回こそ、どうしても前髪がほしかったので、アピールしたんですよ。嵐ケ丘学園の親衛隊だから、侍みたいにかっこよく高い位置でポニーテールして、前髪もあって宣材写真も撮ったんですよ。そしたらプロデューサーさんが『なんか違う』って。で、2回目(の撮影)で諦めて前髪なくして、3回撮り直してできあがりました(笑)」

 -殺陣があった

 神志那「殺陣、初めてだったんです。みんなは拳で勝負するんですけど、私たち親衛隊は木刀と竹刀を持ってました。もう一方のグループは鉄パイプを持ってたけど、偽物だったので軽かったんです。でも私たちは本物の竹刀だったので、筋肉がガッシリしたかな。私、結構すぐにやられちゃって、ひざをつくのが多かった。みんなもあざができて大変でした」

 -舞台出演が続いている

 神志那「出てないときの私と、出てるときの私は変わったのかなと、多少は思います。周りの人に頼ってたことが多かったけど…『自分がやらなきゃ』って。一人一人ちゃんと意識を持ってやらないと(舞台が)成り立たないので、ひとつ大人になった気はします。舞台上では自信が持てるというか…持ってます。普段はあんまりないんですけど」

 -今年いっぱいで閉館するアイアシアター(東京)で29日にライブ

 神志那「(冨吉に)最後にね、赤いドレス着てソロで歌ったね」

 -指原莉乃さんの「それでも好きだよ」を

 冨吉「歌わせていただきました(笑)。CM選抜で1位をいただいて、まさかここまで特典がついてくるなんて(笑)。今回はCM選抜メインでやったので、曲でもセンターとかあおりをやる曲が多くて。普段のコンサートでは行かないポジションに行かせていただいて、すごくいい経験、っていうか、いつもやってるさっしーさん(指原)を尊敬しました。改めてすごいなって。責任重大で、でもすごく楽しくて、今までのコンサートとは、また違った達成感がありました」

 武田「『それでも好きだよ』も、CMの『次は~、冨吉1位~冨吉1位~♪』から始まりましたよね」

 冨吉「(ファンも)すごく盛り上がってくださって。一人しかいないから、コールとかも独占できて。卒業コンサートかと思いました(笑)」

=2018/11/07付 西日本スポーツ=

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