【福岡県田川郡】クリンソウ見頃 英彦山神宮周辺

薄紫色のクリンソウの花が咲き誇る英彦山の政所坊跡
薄紫色のクリンソウの花が咲き誇る英彦山の政所坊跡
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 添田町の英彦山神宮周辺で、「幸福を重ねる」との花言葉を持つクリンソウの花が見頃を迎えている。

 北海道、本州、四国の山間地に分布する植物で、九州には本来自生していないが、英彦山の山伏が薬草として全国各地から持ち込んだともいわれる。2007年から、町観光ガイドボランティア会員や英彦山神宮の宮司らが、残った株から種を採り、坊跡など計5カ所で種をまき、苗木を植えるなどして群生地作りを進めている。

 近年急増しているシカが花をかみ切るなど、取り組みは難航しているが、神宮近くの政所坊跡では、池や水路脇に約200株が薄紫色の小さな桜のような花を咲かせている。見頃は6月初めまで。


=2017/05/18付 西日本新聞朝刊=

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