【長崎県五島市】島に薄紫の彩り ハマジンチョウ 五島市玉之浦町

五島市玉之浦町に咲くハマジンチョウの花
五島市玉之浦町に咲くハマジンチョウの花
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 五島市で、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている「ハマジンチョウ」が見頃を迎えている。直径約2センチの薄紫色のかれんな花びらが島の冬に彩りを添えている。

 県文化財保護指導委員の出口敏也さん(54)=同市木場町=によると、ハマジンチョウは、東南アジアなどの熱帯・亜熱帯地域に分布する高さ1~3メートルの常緑樹。満潮線近くに生え、国内では沖縄や九州西海岸などに自生する。

 五島市は北限地の一つで3月初めまで見ることができ、県の天然記念物に指定されている同市玉之浦町荒川地区の群生地では、車から降りて見物する人も。花の蜜を求めてメジロが飛び交う姿も楽しめる。


=2018/01/30付 西日本新聞朝刊=

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