【福岡県田川郡】英彦山神宮周辺でクリンソウが見頃

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 添田町の英彦山中腹にある英彦山神宮周辺で、クリンソウが見頃を迎えている=写真。奉幣殿近くにある山伏の宿坊跡「旧政所坊庭園」では、赤紫やピンク色の約200本が池や水路脇を彩っている。

 寺院の塔上にある装飾「九輪」に似ていることが名前の由来。サクラソウの一種で、湿気のある場所を好み、30センチを超える茎の先に花を付ける。九州には本来自生せず、山伏が薬草として持ち込んだとされる。

 2007年ごろから、地元の観光ガイドのメンバーが自生する株から種を取り植栽。シカの食害に悩まされながら、宮司や神職も参道沿いの宿坊跡など数カ所で苗木を育ててきた。今年は約2千本が群生する場所も楽しめる。見頃は今月下旬まで。

=2018/05/19付 西日本新聞朝刊=

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