【長崎県五島市】梅雨空彩るオオバネム開花

五島市富江町の県道沿いに咲くオオバネムの花
五島市富江町の県道沿いに咲くオオバネムの花
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 二十四節気の一つで、穀物の種をまく時期とされる「芒種(ぼうしゅ)」の6日、五島市富江町の県道沿いでは、マメ科の落葉高木、オオバネムの花々が梅雨空に彩りを添えていた。

 オオバネムは東南アジアなどに自生し、国内では1970年、宮崎県日向市で見つかった。環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されており、県内では2016年6月、五島市の鐙瀬(あぶんぜ)ビジターセンター職員の出口敏也さん(54)が同市で発見、北部九州で初めての確認となった。

 出口さんによると、高さは約10メートル。ネムノキの仲間ではあるが、ネムノキの小葉が長さ1センチ強なのに対し、オオバネムの小葉は長さが2~3センチあることからその名が付いた。白い花を咲かせるのも特徴という。

 長崎地方気象台によると、県内は6日、断続的に弱い雨が降ったが、7日はおおむね好天に恵まれるという。

=2018/06/07付 西日本新聞朝刊=

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