第34期天元戦 第3局

張が初の天元に タイトル奪う

初の天元となった張名人
 河野臨天元(27)に張栩名人・碁聖(28)が挑戦していた囲碁の第34期天元戦5番勝負第3局は4日、佐賀県武雄市の「御船山観光ホテル」で打たれ、同日午後4時17分、白番の張が202手で中押し勝ちし、三連勝で初の天元位を奪取した。

 残り時間は河野3分、張1時間39分。これで囲碁界の七大タイトルは山下敬吾棋聖・王座(30)、羽根直樹本因坊(32)、高尾紳路十段(32)の“四天王”が分け合うことになった。

 今シリーズ、張にとっては名人戦や王座戦と並行しての過密日程となったが、序盤で優位を築くと、河野の鋭い追及をかわした。

●張栩新天元の話
 細かくなりそうな碁でしたが、白100(6十七)と並び、白104(12十四)と囲うことになってコミにかかる碁になりました。三連勝ですが、余裕があったわけではなく、必死で打ちました。しかし全体的にはうまく打てました。

●河野臨前天元の話
黒41(15十二)とハネた形がいいのでいい勝負かと思いましたが、中央の黒が薄くなり、下辺の白地が大きくまとまってはおかしかった。三連敗で内容的にも押されていたので、この結果は仕方ありません。