天元戦第1局 左辺で激しい戦い

第1着を打つ山下敬吾九段(左)。右は井山裕太天元=19日午前9時、福井県あわら市
第1着を打つ山下敬吾九段(左)。右は井山裕太天元=19日午前9時、福井県あわら市
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 囲碁の井山裕太天元(29)=棋聖、名人、本因坊、王座、十段=に山下敬吾九段(40)が挑戦する第44期天元戦5番勝負(西日本新聞社主催)の第1局が19日午前9時、福井県あわら市の「あわら温泉 まつや千千」で始まった。

 両者が七大タイトルを懸けて戦うのは歴代最多の11回目。井山が4連覇を果たすか、山下が9年ぶりの天元位を奪取するか。定刻、立会人の山城宏九段の合図で、握って黒番の山下が右上隅小目(17四)に第1着を打ち下ろした。

 山下は3手目の三々(3三)、9手目のツケ(3十五)など流行の布石。井山は白18(3八)と打ち込み、左辺で激しい戦いが始まった。山下は黒35(9八)で白石を分断。井山は白44(5十)ツケからの二段バネなどで巧みにしのいだ。山城九段は「山下九段が攻め、井山天元がしのぐ展開。左辺が一段落し、今後は上辺や右辺に戦場が移るだろう」と話した。

 持ち時間は各3時間で、同日夕には勝敗が決まる見通し。西日本新聞ホームページでも対局の模様を紹介している。

=2018/10/19付 西日本新聞夕刊=

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