「花形狂言」若手5人が実験的公演 宗像ユリックス

上演予定演目の一つ「狸山伏」の一場面
上演予定演目の一つ「狸山伏」の一場面
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 狂言大蔵流の茂山千五郎家の若手メンバーによる公演「花形狂言 2017 冬の大ツアー」が2月18日、福岡県宗像市の宗像ユリックスハーモニーホールで行われる。

 昨年、十四世を襲名した正邦改め千五郎をはじめ、「花形狂言会 HANAGATA」メンバーの宗彦、茂、逸平、童司が出演。古典の名作「柿山伏」のほか、オリジナル演目の「狸山伏」「寄せ笑い」「かけとり」「my sweet home~旅は道連れ~」を上演予定。古典芸能の枠を超えた新感覚の舞台を披露する。

 花形狂言会は1976年、茂山千五郎家の正義(十四世千五郎の父で、十三世千五郎を経て昨年、五世千作を襲名)を中心に発足。その後変遷を重ねながら、若手の狂言師たちが実験的な公演に挑む場として続いてきた。

 若手といっても、最年長の十四世千五郎が44歳で、最年少の童司も33歳。幼少期から鍛えられてきた確かな芸で、狂言の魅力をアピールする公演を積極的に展開している。

 それだけではなく、メンバーのうち童司が最近「三代目、りちゃあど」(野田秀樹作)の舞台に参加するなど、狂言の世界を飛び越えた活動にも取り組んでいる。

 公演は午後1時開場、同1時半開演。全席指定で一般2000円、学生(小学生-高校生)1000円。宗像ユリックス事業部=0940(37)1483。


=2017/01/15付 西日本新聞朝刊=

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