最近、肛門(こうもん)締めてますか? 1日24秒の「肛筋ストレッチ」

やせたいなら肛筋を鍛えなさい 久嬢由起子著
やせたいなら肛筋を鍛えなさい 久嬢由起子著
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 突然だが、肛門にキュッと力を入れてみていただきたい。何となく、お尻から太ももにかけての筋肉が締まったような気がしてくるのではないだろうか。その感覚は間違いではない。肛門まわりの筋肉、つまり「肛筋」が下半身の筋肉と骨盤を支えており、肛筋を鍛えることはこれ即ち下半身の筋肉を鍛えることにつながるからだ。

 肛筋のストレッチを通じて骨盤を理想的な位置に戻し、お尻や太もものたるんだ筋肉を正しい位置で効果的にリフトアップすること。それこそダイエットの最大の近道だと述べているのが本書だ。

 本書の著者はタレントで整体師の久嬢由起子さん。激太りが整体で解消したことをきっかけに、骨盤を整える重要性に気がついたという。その効果たるや絶大で、資格を取るために受けた授業中の施術だけで、3kg落ちたというのだから驚きだ。

 そんな著者が考案した「肛筋ストレッチ」は、8秒×3セットというお手軽さ。ちまたで人気のストレッチの多くは「家事をしている間にできる」「TVを観ながらできる」というのをウリにしているものが多いが、「肛筋ストレッチ」はTVコマーシャルの間に1日のノルマをこなすことが可能だ。

 たとえば、お尻の割れ目にペンを挟んだまま、両腕を前に出し、少し腰を落とすストレッチ。「キツイ!」と感じる一歩手前までヒザを曲げたらそのまま8秒間キープし、これを3回繰り返すのだ。

 こうしたストレッチを習慣化することで、太ももから肩までといった体幹の筋肉を効率的に鍛えることができるという。さらに血行が良くなるため、脚のむくみや手足の冷えに悩んでいる人におすすめだ。ヒールのある靴をはいていると、夕方には足が痛くて痛くてたまらなかったという女性にもありがたい話ではないだろうか。

 本書で紹介されている「肛筋ストレッチ」には、毎日トライする基礎的なものだけでなく「ウエストがキツいボトムをはいていきたい」「余裕な顔で女子会に行きたい」など、シーン別の3日間集中プログラムもある。ぜひ、自分の今の状況に応じ、肛門……いやかぶとの緒を引き締めて、ダイエットに臨んでみてはいかがだろう。


出版社:KADOKAWA
書名:やせたいなら肛筋を鍛えなさい
著者名:久嬢由起子
定価(税込):1,350円
税別価格:1,250円
リンク先:http://www.kadokawa.co.jp/product/321703001186/


西日本新聞 読書案内編集部 

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