2018年、「西郷どん」とともに大きな夢を描けるコラボ手帳!

『大河手帳2018 西郷どん』潮出版社 編
『大河手帳2018 西郷どん』潮出版社 編
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 新年を迎え、書き込みのない手帳を見るとき、何ともいえない新鮮さを感じる。例えるなら、夜明け前の静寂か。そこに仕事、交流、旅行、家族の誕生日といった予定を書いていくと、夜が明けて普段の生活が始まる感覚になる。さらには、人生を積極的に動かしている感覚まで持てる。「今年はこれに挑戦しよう」「こういう自分を目指そう」。まさに手帳は人生設計図の一部といえる。

 その手帳に、強力なパワーを持った「人物」が一体化したのが本書だ。それは2018年大河ドラマの主人公「西郷どん」である。表紙を飾るのは、西郷どん(西郷吉之助のちの隆盛)を演じる鈴木亮平。その真っ直ぐな瞳を見ていると、自然とエネルギーが湧いてくるから不思議だ。本書の第1パートは手帳になっているので、ここに2018年の予定を書き入れていこう。普段よりもさらに大きな夢を描けるに違いない。

 第2パートには、大河ドラマ「西郷どん」を深く楽しむための特別記事が満載。見どころを紹介したカラー記事を読むと、ドラマへの期待感がどんどん膨らんでいく。登場人物相関図もわかりやすい。吉之助に大きな影響を与えた薩摩藩主・島津斉彬(なりあきら)は渡辺謙。盟友にして、後に最大のライバルとなる大久保利通は瑛太(えいた)。後に将軍に嫁ぎ篤姫となる於一(おいち)は北川景子。多数登場する人物たちの整理にも役立つ。また、彼らへのスペシャル・インタビューも掲載。彼らはどんな想いを込めて幕末の偉人を演じているのか。ぜひ一読してほしい。

 第3パートは、「西郷どん」の時代背景を解説した記事だ。重厚な解説も多いので、歴史ファンも大満足だろう。興味深いのは「西郷にまつわる女たち」という記事。実は西郷隆盛には妻が3人いたのである。教科書ではわからない偉人の別面を知ることができる。加えて、3番目の妻・西郷糸子(演:黒木華)の献身ぶりに感動する。

 そして巻末には、「西郷どんゆかりの地ガイド」が掲載。西郷隆盛が自決した鹿児島城の城山近くに建つ西郷隆盛銅像や、隆盛が浸かった数々の温泉など、九州各地にある隆盛ゆかりの地を紹介している。

 2018年は明治維新から150年という節目の年でもある。近代日本を作るため、武士の世を終わらせたラストサムライたち。彼らへ想いをはせながら、本書を片手に大きな夢を実らせてほしい。


出版社:潮出版社
書名:大河手帳2018 西郷どん
著者名 潮出版社 編
定価(税込):1,080円
税別価格:1,000円
リンク先:http://www.usio.co.jp/html/books/shosai.php?book_cd=4183

 西日本新聞 読書案内編集部

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