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里見、防衛へ好発進 女流王位戦第1局

女流王位戦第1局を制し、感想戦で対局を振り返る里見香奈女流王位=26日午後5時40分ごろ、兵庫県姫路市
女流王位戦第1局を制し、感想戦で対局を振り返る里見香奈女流王位=26日午後5時40分ごろ、兵庫県姫路市
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 将棋の里見香奈女流王位(25)=女流王座、女流名人、女流王将、倉敷藤花=に伊藤沙恵女流二段(23)が挑戦する第28期女流王位戦5番勝負(西日本新聞社主催)の第1局は26日午前9時から兵庫県姫路市の播磨国総社(はりまのくにそうしゃ)で指され、午後5時5分、先手番の里見が97手で勝ち、タイトル防衛に向けて好スタートを切った。

 里見の三間飛車に対し、伊藤が居飛車で銀冠に構える対抗形に。里見は中央に築いた厚みを生かし、6六飛(45手目)から6筋を破った。伊藤は1六歩(56手目)から端攻めで敵陣に迫ったが、里見は2八玉(65手目)と早逃げし、相手の攻めを遅らせた。

 伊藤は6二飛(70手目)と先手の竜にぶつけて勝負に出たが、里見は2一金(71手目)の王手から手厚く攻め、後手玉を寄せきった。立会人の若松政和七段は「里見さんは終始好調な攻めで、最後まで押し切った。伊藤さんは端攻めを仕掛けるところで少し攻め急ぎがあったかもしれない」と話した。

 持ち時間各4時間のうち残りは里見1時間24分、伊藤16分。第2局は5月12日に北海道小樽市の「小樽朝里クラッセホテル」で行われる。対局の模様は西日本新聞ホームページで紹介している。

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■玉の堅さで逃げ切れた

 里見香奈女流王位の話 序盤はこちらから動いていく将棋になったので、まずまずと感じた。中盤の6三歩(55手目)が間に合うかどうかの展開になり、相手の端攻めが怖かったです。終盤は玉の堅さの差で逃げ切れたと思います。

■端攻めが成果なかった

 伊藤沙恵女流二段の話 1五歩(6手目)と早めに位を取って、居飛車で指すのは作戦でした。ただ、中盤は自陣右側の戦いで損をした上に、期待していた1六歩(56手目)からの端攻めが、思っていたほど成果がなかったです。

◆第28期女流王位戦の中継サイトはこちら

=2017/04/27付 西日本新聞朝刊=

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